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2011年8月

2011.08.31

テクノロジーの恩恵

Fritz Hansen に続き、壊れたシリーズ!! なんてイヤですね。
特に、好きで長く使っているものならなおさらの事。

でも、壊れてしまったのです。 大切な我が家の足、クルマが。
先日、打ち合わせに向かっている途中に始まった異音がひどくなり、馴染みのクルマ屋さんに診てもらったところ、パワステオイル不足もしくは、パワステ部分のモーター故障との事。
パワステオイルを入れ替えたところ、一時的に異音が収まったように感じ、そのまま乗りながら様子を見る事になりました。
しかしやっぱり音が。走っている自分のクルマのすぐ横で、誰かが刈払機で草を刈り続けているような音。
ちょっと恥ずかしいなー、と思っていたところ音がやみ... と同時にハンドルが重ーくなりまして。
交差点にさしかかる度に「うっ!」車庫入れになると「うがっ!うっしゃー!」と変なかけ声をかけながら...。

私が運転免許を取得した28年前はまだパワーステアリングではないクルマも結構走っていた記憶があり、ちょっと調べてみたところ、トヨタカローラがパワステになったのが1983年とありました。まさに私が免許を取得した年です。その資料によると、1972年位から自家用車のFF化が始まり、カローラがパワステになったのもFF化がきっかけだったそうです。

「私も運転してみたい。ハンドルの重いクルマ。」と言っていた妻は、ガレージから出しただけで「私には無理。」とギブアップしていました。

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2011.08.30

土いじり体験

8月最後の日曜日、思い立ったが吉日と娘に作陶体験をさせる事にしました。
私たち夫婦も含めて陶芸にはとても興味があり、教えていただくならこの先生(以前このブログでも書かせていただいた事があります。)という方がいらっしゃるのですが、何せ急だった事もあって、自宅から車で30分ほど山に入ったところにある、市の運営する陶芸工房に行ってみました。
小学校3年生の姪っ子と4歳の娘の二人分。1,575円のお皿コースでの体験です。
まず、定量の粘土をもらい、丸めてから平たく伸ばし、ローラーでさらに平たくしたものに葉っぱや小枝を乗せてさらにローラーで模様を付け、竹串で好きな絵を描いてから最後に皿のふちを指で立てて、わらじ型のお皿の出来上がり。
正味30分足らずの作業。もっと自由に粘土を捏ねたり、手びねりで形を作っていくものを想像していたので物足りなさも感じましたが、いわゆる「体験コース」ですから。子供達が楽しんでいたようなので良しとしましょう。
でも様子を見ていたら、何となく自分も粘土を触りたくなりました。 近いうちに「先生」に連絡をとってみましょう。

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2011.08.29

ふるさと - 楽山園 -

妻の実家から歩いて2分足らずのところに「楽山園」という美しい日本庭園があります。
もともと織田信長の次男信雄によって築庭された、江戸時代初期の池泉回遊式庭園を町(群馬県甘楽町)が整備復元した、とても美しい場所です(国の名勝、群馬県初の名勝指定庭園)。
写真は、先日妻が娘を連れて実家を訪れた時のものです。
楽山園周辺も当時の面影を残す武家屋敷が残り、町もそれらを大切にした景観づくりに力を入れています。
西上州の風景の中でのんびりとしたひとときを過ごすことが出来る、すばらしい場所です。

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2011.08.27

街へ

中学、高校の、特別に気の合う友人と年に4回、会って、飲んで、食って、笑って... といった会を定期的に開いています。
居酒屋の、それも小さめの個室に納まってしまうほどの、こじんまりとした会ですが、全員の顔が見えて、一つの話題を共有できる、ちょうど良いサイズだと思っています。
さて、この「会(気の効いた名前も付いていない)」に出席するために、山の上の団地からJR駅前の繁華街、いわゆる「街」へ下りて行かなくてはなりません。
以前は当然のように妻に車で送ってもらいました。今でも「送っていくよ。」と言ってくれますが、あえて一日数本しか運行していない路線バスを利用します。集合時間より30分前に着いてしまいますが、その時間を利用して、これまた殆ど行かないTOWER RECORDS で普段は聞かないジャンルのCDを視聴したりして楽しみます。
路線バスで街に出て、TOWER RECORDSで「会」への気分を盛り上げる... 。年に4回のささやかな楽しみです。

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2011.08.26

Fritz Hansen が壊れた。

リビングのソファ、ダイニングのテーブル、そして仕事場のデスク、椅子... 新しい場所に移る時の大きな楽しみの一つとして家具選びがあります。
住宅と仕事場を兼ねている我が家では、恐らく一日のうちで一番長く座っているであろう椅子、仕事場の椅子にこだわる事にしました。そこで、南青山のFritz Hansenのショールームに赴き選んだのがこの椅子です。
北欧デザインらしいシンプルな存在感と座り心地の良さ。 妻がネイビー、私がチャコールグレーと、それぞれ張ってある布の色を選択し、毎日愛用して約7年経ちます。
そして2日前、いつものように腰掛け、背もたれに体重をかけて伸びをした時に「ガキッ」というか「バリッ」という音とともに壊れてしまいました。 普通に座っている分には問題無いのですが、背もたれに負担がかかるといけません。背もたれ調整ノブも動かなくなりました。
妻いわく、原因は私の普段からの座り方にあったようです。左足だけを椅子の上であぐらを組むように乗せる事で、重心が常に左に傾き、その状態で伸びをしたりして背もたれに負担をかけていた為との推測です。ようは姿勢が悪い。そう言われてみれば、ここしばらく、軸がガタガタと揺れていました。 妻の椅子は何の問題も無いのに。
修理は出来るのか出来ないのか、出来るとしたらコストはどのくらいかかるのか、問い合わせてみようと思います。
いっその事、バランスボールの上にでも座って仕事をした方が良いのかも。 残念。

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2011.08.25

GLOBAL ペティナイフ

日々の暮らしの中には、こだわりを持って使っているもの、何故か愛着を感じてずーっと使っているもの、「次もまたこれにしよう」または「これにして良かった」と思わせるものなど、モノと自分の間に特別なボンディングのようなものを感じる時があります。
フォルムであったり、機能であったり、大切な人からのプレゼントだったり... ボンディングを築く要素はいろいろありますが、そんなモノとの出会いはとても嬉しく、また、自分が人にあげたモノが、その人との間にボンディングを築いてくれたら、それはそれでまたとても喜ばしいことだと思います。
先日、ある友人から「あの時もらったやつ、こんな風になったよ。」と見せていただいたのは、もう何年も前にプレゼントした「リネンのクロス」でした。たしか、赤だか青のチェック、もしくはストライプが入っていたはずのクロスは、何百回もプレートやグラスを拭いているうちに、チェックやストライプが消えて真っ白くなっていました。

我が家で愛用している「GLOBAL ペティナイフ」。
このナイフと出会ってからは、もうこれ一筋です。切れ味の良さに関してはあえて触れる必要もないでしょう。新潟県燕市の吉田金属工業の代表作です。
うちがこのナイフを気に入っている理由は、その優れた機能性と手軽さです。
まるで“自分の手刀で食材を切っているような感覚”とでも言いましょうか。普通の家庭での調理なら、全てこれ一本で済んでしまいます。以前同じGLOBALの「牛刀」も購入しましたが、こちらの出番は年に一回、毎年暮れに妻の実家から届けられるお餅を切るのに使っています。

キッチンの引き出しから サッとだして、少し眺め、シャシャシャッと切って、サーッと洗って、やっぱりいいわとつぶやきまたサッと仕舞う。 主に使っているのは妻ですが。彼女もこのナイフの存在感にはいつも関心しています。

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2011.08.24

Ginger People

先日久しぶりに訪れた、とてもお世話になっている方のお店でいただいた「Ginger Candy」。
今、生姜/Gingerがとてもホットですね。
体を温めてくれたり、胃腸の働きを助けたり、咳や痰を切り、そのうえ発汗作用もあることから風邪にも良かったり...、本当にいい事ずくめの生姜です。
当方がデザインをさせていただいている「たむらや」さんの商品の中でも、生姜の人気は常に高いそうです。
このGinger Candyは、食感はグミのように柔らかめで少し歯につく感じはしますが、リフレッシングで美味しいです。
そして何より、このキャラクターが素敵ではありませんか。どちらかというと「ゆる系」「アニメ系」に走ってしまう日本のキャラクターとは違って、愛らしさを感じさせながらもしっかりと大人の雰囲気を持って、いい味出してますね。

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2011.08.23

ButabaRice followed by...

豚バラ肉って美味しいですよね。
もちろん調理の方法にもよりますが、食べていると唇が光ってくる、あの脂身がたまりません。
4歳になる娘も豚バラが好きで... という話しをしたところ、「豚バラ肉と白いんげん豆の煮込み」という絶品料理があることを知りました。今度ごちそうしていただけそうな単方向的予感が... 楽しみでたまりません。
今日の我が家の夕食は、ご飯の上に千切りキャベツやレタスをたっぷりと敷き、その上にしめじと炒めた豚バラ肉を、これもたっぷりと乗せた「シンプル ブタバライス」。
followed by...
手作りスコーンにクリームとあずきを乗せて。あの Fortnum & Mason London でも食べることの出来ないであろう至極のデザート。

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