« 2011年10月 | メイン | 2011年12月 »
昨日の日曜日の朝思い立って、約5年ぶりくらいに益子に行って来た。
高崎から益子までは随分と時間がかかる印象があり、それが5年もご無沙汰する理由のひとつだったのだが、北関東自動車道が開通したおかげで、正味2時間くらいの行程になってしまった。
益子でのお目当ては「STARNET」。以前はスターネットカフェと言ったような気がするが、久しぶりに行ったSTARNETは、ここ数年のスローライフ、スローフード、自然を意識した暮らし、素朴さや本質への回帰... そう言ったキーワードで磨かれ、前よりも艶が出ているように感じた。
それは、捉え方によっては、どこかパーフェクトに出来すぎていて、自然体でホッとできる空間というよりも、緊張感のある空間といっ印象だ。でも、緊張感があるからこそ、自分達の打ち出すスタイルがメッセージとして届くのだと思う。
ショップで扱っている陶器や雑貨、服などのクオリティも高く、リーズナブルな器から、少々高価な服や革製品など「欲しい」と思わせるものがいくつもある。特に印象に残ったのが、薄い水色のデミカップ&ソーサーと玉ねぎの皮で染めた麻の服で、どちらも色の淡さがとても美しいと思った。
仕事で使えそうな器もあって、以前だったら「今日買って帰らないと、そう簡単に買いに来られないんだから...」だったのが、「必要になったらまた買いにくればいいよね。」に変化した。
そう言えば、11月8日のブログで妻が花を生けた花器も、前回来た時にSTARNETで開催されていた個展で購入したもの。
STARNETでランチをして、お店を見て、周辺を散策して... 気持ち良い日曜日を過ごした。
売り場全体をクリスマスの雰囲気に変えてゆく、という事で “群馬いろは” の “たむらや・TAMURAYA FINE DELI” の売り場にもクリスマスの演出をさせていただいた。
珍しいチーズのみそ漬でアレンジしたギフトセットを新たに導入し、それに合わせて「みそ床熟成チーズのみそ漬」の販売を開始する(みそ床熟成チーズのみそ漬の販売は商品登録の都合上2〜3日後になる予定)。
チーズのみそ漬はワインや日本酒との相性がとても良く、これからクリスマス、年末・年始にむけてぴったりの一品になるのではないだろうか。
この「みそ床熟成チーズのみそ漬」は、人気の「モッツァレラチーズのみそ漬」があっさりとした爽やかな印象なのに対して、しっかりとしたコクと味噌の風味がクセになるチーズ。スライスしてそのままいただくのも結構だが、例えば、家でペペロンチーノを作った時に、最後に薄くスライスしたこのみそ床熟成をたっぷりと乗せたりすると、味に深みが出て何とも言えない美味しいパスタになるのである。
今回 TAMURAYA FINE DELI からピンクのヴィジュアルで販売される「みそ床熟成チーズのみそ漬」。
友達の家にお呼ばれした時など、ちょっとした手みやげに、ボトル オブ ワインと一緒に持って行ったら... いいんじゃあないでしょうか。
ウノーアソシエイツのネット関係の仕事で協力していただいているKさんとの打ち合わせ。
今回はいつものファミリーレストランではなく、お互いが知っているゴルフ練習場に場所を変えてみたところ... なかなか新鮮で良かった。
Kさんは一日のハードな仕事の後、私は早めの夕食を済ませ、いつもならまったりとしている時間帯に、体を動かし汗をかきながら、それぞれが100球ずつくらい打ったの後で仕事の話。若干息が上がったものの、鎮静状態だった体に改めて血がまわり、すっきりとした頭で話しができた。かな?
それにしても、夜の練習場は混んでいる。
今まで、朝もしくは昼にしか来た事がなかったので、こんなに混雑しているとは想像もしていなかった。でも、考えてみれば、皆さん仕事の帰りに、もしくは、一度家に帰ってから練習に来るんですよね。普通。
高崎市の夜景を見下ろせる練習場で、打席の後ろの椅子に座っていると、遠くの街の明かりと、2階席の人たちが打つ無数のゴルフボールの軌跡が流星のようで...、 Kさんとの打ち合わせは次もまたココがいいな。
人によって考え方はいろいろありますが、私の中で「日本の贈答文化」は大切に守らなくてはならない生活文化のひとつです。
もちろん、その時々の時代背景や経済状況などによってかたちは変わるかもしれませんが、自分なりの方法で想いがきちんと表現出来、伝われば良いと思う次第です。
お中元の季節、お歳暮の季節が近づくと、百貨店でのディスプレイの仕事を頼まれます。
ここ2、3年は、造花を使ってディスプレイを飾るアレンジメントを作っています。でも、本当は生花を使ったものが良くて、それこそ昨日のブログで登場したピーカーブーの新井さんにアレンジメントをお願いした事もあります。
周りに人工的な装飾物が多い中で、生花や木の実を使ったディスプレイは存在感がありましたが、館内の空調の為に長持ちせず、また、水やりなどのメンテナンスに手間がかかりすぎる為に続きませんでした。お恥ずかしい話しですが、まったくもって作り手の自己満足だった訳です。
今は、造花のクオリティがとても高く、アレンジの仕方や作り方次第で結構見栄えの良い花が出来上がります。そして、それらの花は、催事の期間が終わった後でも、別の場所で売り場を飾り続けていられる...。
それはそれで、生花には無い造花の良さが活かされるのだと思います。
頼りになる花屋さんが居ます。
絵心があって、「美しい」と思う感覚がとても似通っていて、人柄も良い人です。
実は、そんな花屋さんが近くに居ると、仕事の上でもとても助かります。
大切なクライアントの展示会だとか、出店のお祝い等にアレンジメントを作ってもらい贈るのですが、その時々の目的に合わせて、あくまで感覚的に「こんな感じで... 」と伝えると、見事にこちらの想い+アルファのクオリティで仕上がっています。
お店から直接送ってもらう事が多いので、展示会場などの送り先で自分達の贈った花を見る事が多いのですが、たいがいの場合、挨拶よりも先に「いつも素敵なお花をありがとうございます。」と先に声をかけられる事がほとんどです。
この花屋さんのおかげで、どれだけうちの株が上がったかわかりません。
先日、久しぶりにプライベートでブーケを作ってもらいました。
しばらくブーケのまま鑑賞し、その後妻が花器に生けて今も楽しんでいます。
これからは庭の彩度が徐々に落ちて少し寂しくなるので、ますます花屋さんの力が頼りになります。
そうそう、その花屋さんですが、高崎の「ピーカーブー」というお店です。