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2011年10月

2011.10.31

いも子とこぶ太郎

今日は月末、そして月曜日。
相変わらずお尻に火が付きっぱなしで、さらに週末から熱を出した娘が、まだ風邪が抜け切らないという事で家に居る。
しかたなく仕事場の一角にプレイマットを敷いて、おりがみやら塗り絵やらを持ち込んで、仕事をしている横で一人遊びをさせてみたところ、邪魔をする訳でもなく、ナンセンスな独り言をつぶやいたり、歌をうたったり、ときどきお菓子などを持って来てくれたりと、仕事場が良い意味で賑やかで、これはこれでなかなか楽しいものである。

明日から11月なのにやけに暖かい。昼食時のスパゲッティナポリタンで白いシャツに赤い斑点を作ってしまった後、半袖Tシャツのままで居ても全然大丈夫なほど。

家でいい子にしていたご褒美にと、普段は取る事のない3時のおやつは、少し前に北海道に住む友人からのお土産でいただいたご当地限定スナック「いも子とこぶ太郎」。
固めに揚げたのポテトチップスと、同じく揚げた昆布で「いも子とこぶ太郎」。まー 美味しくないはずのないお菓子をいただき、大人も一緒にご満悦の月曜日。

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2011.10.29

撮影の日

ここ数日書いていた「撮影」が今日行われた。
食事のシーン5カットとそれぞれのレシピ用写真5カット。

撮影場所のお宅で、東京を午前5時過ぎに出発して来たフォトグラファーのKさんと落ち合い、10時前から撮影スタートし、クライアントで料理担当のTさんの段取りと手際の良さで、撮影はスムーズに、和気あいあいと進んだ。
お昼過ぎにはモデルをお願いした“しょうちゃん(1年生)”も到着し、少し暑いくらいの、気持ち良い秋の陽射しの中、良く手入れされたガーデンでの撮影はとても気持ち良く... 写真の仕上がりを見るのがとても楽しみである。

それにしても、クライアント担当者も、フォトグラファーも、そしてデザイナーも... 女性の感性やパワーの前にただただ、言われた通りにするしかない小生としょうちゃんの男二人なのであった。

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2011.10.28

pain au chocolat...

pain au chocolat というと、クロワッサンの生地のパンにチョコレートが入ったもの。
だいぶ前になるが、フランスでは子供のおやつに手作りのものを与えるが、忙しい時は、バゲットを切ったものに板チョコを挟んだシンプルなチョコレートパンを与える...。というような記事を読んだ覚えがある。
最高に美味しい本場もののバゲットに、これまた美味しいフランスの板チョコを挟む。シンプルなのに贅沢。想像するだけで感動すら覚えるおやつなのである。
pain au chocolat がクロワッサン生地のものだとすると、バゲットにチョコを塗ったものは何て言う名前なんだろう。

器、クロスと続いた撮影用素材シリーズ第3弾は「パン」。
チーズ専門店のご主人に聞いた、高崎で美味しいバゲットを買えるお店のひとつ「Pierre(ピエール)」で撮影用のパンを買う。
このお店のすばらしいのは、パンが美味しい事はもちろんのこと、「絵心」があるのである。ひとつひとつのパンがとても美しい。
撮影用のパンを買ったついでに、自分用にと買ったいわゆる pain au chocolat のバゲット版。
表面がパリパリで、しっかりとした噛み応えがあって... シンプルで美味しくて、美しい。

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2011.10.27

リネンのキッチンクロス... を洗う。

気温はさほど高くないものの、風もなくおだやかな秋晴れ。
今週末の撮影で使う予定のリネンのキッチンクロスやらテーブルクロスやらを洗う。

上質のリネンは使えば使う程風合いが増し、手に馴染みます。

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笑門来福

なんてったって、「笑ふ門には福来る」でしょ。

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2011.10.26

お散歩中。

昨日に引き続き、子供達に癒されたいシリーズ。
仕事場に籠って作業をしていたら、賑やかな子供達の声。
「おっ、来たな...。」と思いカメラを用意したら、表れました、近くの保育園の子供達。
うちの外の道がお散歩コースになっているのです。

ひと時だけど、癒されましたです。

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2011.10.25

子供達の色彩

今朝、高崎の市街地をカメラを持って30分くらいブラブラと歩いた。
生まれ育った街でも、普段歩かない場所を歩くと、風情のある路地を見つけたり、前の晩からのアルコール臭の抜け切らない横町に出くわしたり、新しいお店や昔からの魚屋や刃物屋があったりと、結構面白い時間を過ごす事ができる。
とは言っても、30分くらいだから良かったのかもしれないが。

そう言えば、街の一角を歩いていると、絶えず「キー、キキー」という音が聞こえて来る。音の出どころを探ってみると、階層型の駐車場でのタイヤが床を擦る音だという事に気が付いた。なかなか盛っている駐車場らしく音が途絶える事が無かったが、近所に住んでいる人にとってはちょっと気になる音だと思う。24時間営業らしいし。

そんなこんなで、路地を入ったところ、保育園のような託児所のような施設の裏口フェンスに打ち付けられたベニヤ板に書かれた子供達のペインティング。元気付けられますな〜。

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2011.10.24

久しぶりの雑貨探し。

クライアントからのデータ待ち、原稿待ち、返事待ちが重なり、「今日しかない!」と雑貨探しに出かける。
今週末に控えた撮影に使用する器、布ものなどなど...。
自由が丘、代官山、青山、恵比寿...それぞれに気に入ったお店があり、仕入れ+目の保養に行きたいのはやまやまなのだが、時間に限りがある為に地元のお店を巡る。
とは言っても地元で間に合わせるのではなく、必要な物を絞ってピンポイントで探すと十分良いものと出逢えもするし、実際に素敵な雑貨屋さんも存在するのである。

撮影で使用するアイテム、特に食器や生活雑貨を購入する場合、基本的に自分達で購入する。言い換えると、今回の撮影以外でも、他の仕事で使ったりディスプレイに使ったりするので、選択の目がより厳しくなる。
「今回の撮影では使えるかもしれないけど... 他に使い道がない。自分達のテイストに合わない。」となると「よし、次の店に行こう。」という事になる。

写真のアイテムは、雰囲気も商品セレクトもずば抜けて素敵な、高崎の「SABI」という雑貨屋さんで購入した、Made in Germanyのガラスの皿、Made in Indonesiaの竹皮で編んだ箱、そして、無印良品で購入した合板のトレイ。

ここのところ、仕事場に籠っての作業が多かったので、リフレッシュできる良い時間を過ごせた。

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2011.10.22

一人静かに...。

午前中から妻と娘が保育園関係の集まりで出かけている。
今日は朝から雨が降っていて外に出る事も出来ないので、お尻に火が付き始めた仕事のひとつに取りかかる。

iTunesのプレイリストに入っている曲を聞きながら... 今はちょうどChris Botti featuring Yo-Yo Ma “Cinema Paradiso” がかかっていて、アラジンのケトルが音をたてていて... 固定にも携帯にも誰からも電話はかかって来ず(これはいつもの事)、最高に落ち着いて作業に集中できる土曜日。

いいです。たまにはこういう時間も。

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2011.10.21

読んでから観るか、観てから読むか。

しばらく前になるが、城山公民館図書室で吉田修一著の「横道世之介」という単行本を借りた。
その作家についての予備知識はまったく無く、本のタイトルとカバーのイラストに釣られて借りてみたところ面白かった。
淡々と進むストーリーと登場人物のキャラクター設定の組み合わせの妙で、時に温かく、時に切なく、いつまでも読み続けられると思わせる本だった。

先日、やはり公民館の図書室に本を借りに行った際、単行本に興味を引かれる本が見つからず、文庫本を見ていると「吉田修一」という名前に気付いた。上下巻二冊でタイトルは「悪人」。
その場でパラパラとページをめくり、寝る前の現実逃避にはピッタリな感じだったので借りてみる。
そして読み始めて少しして、この本が妻夫木聡と深津絵里で映画化されており、どこかの映画祭で賞をもらったというニュースを見た事があるのに気付き、インターネットで検索してみたら...。
分かっていた事だけど、その瞬間から、本の登場人物に妻夫木聡やら柄本明やら樹木希林などの顔が付いてしまった。

これで仮に映画のキャスティングが自分の好みに合わなかったりすと読書にも気持ちが入らなくなってしまうのだが、この映画に関しては全然問題無く、逆にキャラクターに感情移入しやすくなったと思う。
今度DVDでも借りて映画の方も見てみよう。

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