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2007年12月

2007年12月12日 (水)

フイユとのボンディング

訳あって今日は一日ほとんどの時間をフイユと二人で過ごした。
朝のオムツ替えから着替えまで。午前中の散歩(陽射しポカポカするなか水道塔がある丘へ行った)と昼の寝かしつけ。
午後も長い時間をおんぶしたり家の中で遊んだり...そして夕方の寝かしつけ。
一緒に長い時間を過ごすと、自然と二人の間にBONDINGする感覚が生まれるようだ。夜になってからのフイユの私への甘ったれ具合が今までになく激しかった。妻が入浴中など、ニコニコしながら私の足やらお腹やら腕やらに顔を刷り寄せてくる。こんな事は今までに無かった事だ。
今日一日で私とフイユの間に新しい何か「繋ぐもの」が増えたような気がする。
振り返れば嬉しい一日となった。

2007年12月11日 (火)

脳のはなし+磯部煎餅

今日、車の中で聞いていたNHKラジオで脳の話しをしていた。
人間が物事を脳に記録、保存しそして出力する機能をコンピュータにたとえて...メモリーの部分が物事を記録する(記名という表現をしていた)が脳でいうところの「海馬」。海馬に記名された物事を保存するいわゆるハードディスクの部分が「側頭葉」そして保存されている物事を思い出すという行為が出力になるということだ。問題は本を読んだり、映画を見たり、他人と会話する中で「記名」されている事柄をいかに側頭葉に保存させるかだが、これは、海馬に何度も記名される事で側頭葉に保存されるらしい。一度記名しただけでは消されてしまうが、1ヶ月くらいの間に何度か記名されれば大丈夫らしい。その他にも「エピソード記憶」に関する話しなど、とても興味深い。
脳の話しでは、VISAカードが発行している雑誌に連載されているコラムも毎回面白く読んでいる。一番印象に残っているのは「心が痛い」の「痛い」と物理的な「痛み」との関係の話し。かいつまんで言うと、まず3人の被験者が一つのボールを互いに投げ合う遊びをさせる。そのうちに、3人のうちの2人が残りの1人を無視して2人だけでボール遊びを始めるという実験だ。この時、無視された1人は強烈な疎外感を感じ、いわゆる「心が痛む」訳である。その時に脳に現れる反応、というか反応が現れる脳の位置が、肉体的・物理的な痛みを感じた時と同じ場所だというのである。従って、「心が痛む」という表現は感情的な表現だけでなく、脳がちゃんと「痛い」と感じている。という話だ。うーん面白い。
そんなこんだで、「脳の話しって面白い」と思い、有名な茂木健一郎氏の著書を買ってみたのだが...ちょっと難しすぎて最後まで読めなかった。ちょっと心が痛かった。

今日のはじめて:
・今日フイユが「磯部煎餅」(お茶で湿らせて)を食べた。
・この冬はじめてアラジンのブルーフレームに火を入れた。石油ストーブの燃えるにおい、やかんのお湯が沸騰する音。冬を感じ「ほんわか」した気持になった。デスクに座っているより、アラジンの傍で背中をむけ、熱を感じながら立っているほうが良いアイデアが浮かぶかもしれない。(そうそう、先日井田氏も言っていた。そもそも人は立っているほうが何かにつけて良いらしい。)そうそう、膝は第2の心臓とも言われ、歩いたりして動かす事で脳への血の巡りが活溌になるとも聞いた事がある。 では。

071211

2007年12月10日 (月)

新しい週のはじまり。

新しい1週間を清々しい気持でスタートさせるために、昨日山梨に住む兄の家族に会いにドライブしてきた。
私の両親も誘って片道約110kmのドライブだ。山梨(甲州市)へは秩父から峠みちを登り雁坂トンネルを抜けて行く。紅葉はすでに終わっていたが、天気も良く快適な行程となった。山梨県に入り、牧丘の食事処でほうとうを食べ兄の家には1時30分くらいに着いた。何に驚いたかって、何度もこのルートで山梨に来ているにもかかわらず、雁坂トンネルを抜けて牧丘から旧塩山市に至る道から富士山が見える事を知らなかった事だ。昨日は奇麗な富士山も見る事ができた。見えない、という思い込みからあえて見ようとしなかった...。んー。富士山に限らず結構そういう事ってあるかもしれない...と思った。
兄の実家では(兄は不在だったが)義理の姉、その父親、姪、甥達と楽しい数時間を過ごした。家内は近所の赤ちゃんの居るお宅の方と親交を持ったり、私の両親は普段会えない孫達に囲まれ...、私も甥とのキャッチボール、姪の原チャリに乗ったり。そして何よりもフイユは全開で愛想を振りまき結構お疲れの様子。いずれにしても、それはそれは良い気分転換になった。
そして今日から新しい一週間の始まり。年に1度の町内のゴミ捨て場の清掃当番。たまっていく一方の「しなくちゃいけない事」の数々。大晦日に兄の家族が泊り来るための予備室の片付け...。あまり焦らずにこなして行こう。

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2007年12月 8日 (土)

「慣れ」という落とし穴

「慣れ」は怖い。ちょっとした失敗や不注意によるアクシデントが起こる原因として「慣れ」がある。いや、「慣れ」ることで散漫になりがちな気持を「ちょっとした失敗」でシメてくれているのかもしれない。「こら、ちょっと慣れて来てるぞ、初心に戻って注意深くしなさい」という天からの声なのかもしれない。「慣れ」ることで気が緩む。慣れとは異なるが、よく山登りでの事故の多くが下山中に起こる、と言われるのも、登りに比べて、山頂を極めた後の下りは少し気が緩んでしまうからだろう。
なぜこんな事を書いたかというと、今朝、オペルワゴンを我が家のガレージの壁にこすってしまったのである。壁、車ともダメージはそれほどひどくなかったのだが、それはそれは朝からかなり凹む出来事であった。
我が家のガレージは2台の車を縦に並べて止めるようになっている。今日の午前中は、お世話になっている桜井弘夫さんの個展(油絵)を見に行く予定になっていたので車を洗う事にした。奥に止めておいたグランドチェロキーを出すためにまずオペルワゴンを出し、2台の車を家の前においたままチェロキーだけを簡単に洗車した。そして、今日は使用しないオペルワゴンをガレージに入れようとした時...、助手席側の壁ギリギリに止めようとして目測をあやまってこすってしまったのである。
あ〜あ。いつものようにしていたつもりなのだが、恐らくいつもギリギリのところで接触しなかっただけで、「結構余裕」なんて思っていたのは自分だけなのだ。きっと。

いつもより慎重な運転で着いた展覧会場は、UNO ASSOCIATESが以前デザインの仕事をいただいていた一部上場企業のギャラリーだった。午前中だったため作家の桜井さんはまだ会場に来ていなかったが、仕事をしていた頃お世話になった担当者K氏に合う事ができ、昔話にちょっとだけ花が咲き、コーヒーまで入れていただいた。
桜井さんの作品は「尾瀬」を描いた作品数十点が殆どの壁面を使って飾られており、独特の奥行きの中で表現されている沼や湿原、木々、水、空などが抽象的でありながらも「季節」や「懐かしさ」を感じさせる、とてもすばらし展覧会になっていた。フイユの目にもまた生まれてはじめての体験として、新鮮に映ったに違いない。

071208

2007年12月 7日 (金)

CREDIT CARD POINT - 旅

クレジットカードのポイントがそこそこ貯まってきた。
さて、何と交換しましょう。とポイント数とアイテムを照らし合わせてみるのだがなかなかこれといった商品が見つからない。雑貨や家電製品、グルメ券や旅行など様々な商品が並んでいるのだが、ポイントが溜まったから、と言った理由でモノが増えるのもイヤだし、グルメ券といってもたいがいは都内のレストランやホテルだったりする。そして、あれこれ悩んでいるうちに「○月○日までに期限切れになるポイント:460ポイント」とか書いてあると、これまた焦ってしまう。これまでは、せめてポイントを無駄にしないようにと(460ポイントだと約2000円相当かな)ユネスコやユニセフに寄付していたのが...。
ということで今回、クレジットカードのポイントがJTBの旅行ポイントとして貯めて使える「ポイント移行」を利用する事にした。その為にはまず、JTBのトラベルポイントカード会員になる必要があり、夕方最寄りのJTB支店に行って来たのである。会員にはその場でなる事が出来、カードも発行されたのだが、あいにく窓口の女性がこのシステムの事を知らず、気が付いたら、スタッフのパソコンを私の方に向け、クレジットカード会社のアカウントにログインしてシステムの説明をしてあげるという、サービスを受ける側と与える側の立場が逆になるという変な光景になってしまった。
いずれにしても...家族3人でどこ行こう。楽しみ、楽しみ。

今晩、フイユは不覚にもまた、私の膝の上で気を失いそうに(ほとんど失っていた)なった。
前回は熟睡してしまいお風呂に入れなかったので、今日は携帯のシャッター音で、寝ては起こすを繰り返した。
そうそう、どうもフイユは来年の4月から保育園に通いそうな状況になってきた。ちょっと複雑な気持である。

071207

2007年12月 6日 (木)

手編みのカーディガン(葉っぱ色)

今日の午前中、フイユにやさしい葉っぱ色の手編みのカーディガンを着せて写真を撮った。このカーディガンは先日叔母達の家(絶品餃子参照)に行った時にいただいたものだ。やさしい緑色の毛糸を叔母が選び、その叔母たちの叔母(オキのおばさん)が編んでくれたものだ。以前にもこのオキのおばさんが編んだ赤いベストをいただいており、この季節フイユのお気に入りになっている。これらのベストやカーディガンはやはり、買ったものと違ってとても「素朴」で温かみにあふれている。特に今回のカーディガンは叔母達がフイユを想像しながら毛糸を選び、オキのおばさんが編んでくれているので、フイユに対する思いが編み込まれている。今朝撮った写真は叔母たちにプレゼントする予定だ。

午後撮影に出掛けようとしたら先日購入した4輪駆動車のバッテリーがあがってしまっていた。撮影は夜までかかる予定だったので、妻がもう一台のワゴンでフイユを連れて実家に行く予定だったのだが急遽キャンセルさせてしまった。
そうそう「シミズフイユちゃん」と呼びかけると片手(時々両手)をあげて反応するようになった。オドロキ+ヨロコビ。
何回も何回も呼んでしまった。 また今日もとても気持ちの良い一日だった。

071206

2007年12月 5日 (水)

朝の買い物 by Foujita

今日はお世話になっている方々へのお歳暮用ギフトの手配をした。
件数はあまり多くない、というか少ないのだが、何を送ったら良いのかいつも迷ってしまう。前もって届いていた高島屋のギフトカタログから大まかに選び、ギフト会場で最終的な判断をする。カタログだけで選んでしまうと、実際の大きさやパッケージなどが想像していたものと違う、という事が多々起こる。例えば、今回のケースの場合、カタログにあった「マカロン」の詰め合わせをカタログで見て4つほど購入しようとしたのだが、実際の品物を見てその量感の無さ、簡素過ぎるパッケージに驚いてしまった。もちろんこのマカロンは却下となった。
品物を選択する時に心掛けるのは、「自分が欲しいと思うもの...」なのだが、結局は百貨店のフィルターに通ったものを一度に注文するわけだから、いつも比較的似通ったものになってしまうのだ。

最近フイユのハイハイがとても速い。「この子はハイハイ出来るようになるんだろうか...」と心配していた事が嘘のようである。妻が入浴中、私がハイハイを仕掛けると、ペタペタと音をさせて後ろを付いて来たり、まるで鬼に追いかけられているように奇声を発しながらハイハイダッシュで逃げたりする。このハイハイ遊びが今最高に楽しいのだが、いかんせん、膝が痛くてたまらない。今度「膝あて」を買ってこよう。スケートボーダーとかが使っている、パッドの入ったやつを...。

今日、大切な友人から今年の年賀状としていただいた藤田嗣治のポストカード「朝の買い物」をフレームに入れてみた。
すごくいい。ミルクが入っているのだろうか、ブリキのジャーと長いバゲットを抱えた少女の絵。ポストカードもこんな風にマウントしてフレームに入れるとちょっとした作品になる。 素敵なカード、ありがとうございます。

071205

2007年12月 4日 (火)

FOOD FOR FEUILLE

フイユが離乳食を初めて以来ほぼ毎日、妻は夜寝る前の時間(一日で間違いなく一番リラックス出来る時)をフイユのための離乳食の準備をしたり、離乳食メニューを考えたりして過ごしている。おそらく、ここまで気を使って離乳食を手作りしている母親は少数派なのではないかと思う。
例えば、出張でフイユを連れて東京に行かなくてはならない時にも必ず手作りの離乳食セットを持って行く。「そこまでしなくても...」「ベビーフードをうまく利用すれば...」と言われる事もあるようだが、そもそも買って与えるベビーフードをフイユが美味しそうに食べる姿を見るのがイヤらしい。
いずれいしても、フイユは幸せだと思う。

071204

2007年12月 2日 (日)

絶品餃子

昨日に続いてとてもおだやかな日。
タイヤ交換のヘルプのために叔母達の家(母の実家)へ行く。タイヤ交換は早々と済ませ、今日のもう一つの目的である「餃子」を食べに家の中に引き上げる。実はこの二人の叔母は料理の腕前が相当なもので、妻と二人、「叔母の作る餃子が食べたい!」と思っていたのである。(私たちが餃子を欲している事がうまく叔母達に伝わっていたらしい。HHH)
餃子だけではなく、鮭の照り焼き、柿のたっぷり入ったサラダ、大根のみそ汁...まさに日本版サンデーランチを堪能した。
叔母達はというと、フイユとの時間をこれまた堪能していた様子で、全員がとても良い時間を過ごす事が出来た。

この二人の叔母からは学ぶ事が多く、生活姿勢、ホスピタリティなど、私達二人とても参考にさせていただいている。
言葉では簡単に表せないほどお世話になっているし、これからのフイユいとっても大切な存在である。


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2007年12月 1日 (土)

晴れ着・ユウコさん・アクシデント

今日から12月。早いっ!。しかし、時の経過を早く感じるということは、少なくとも退屈な時間を過ごしている訳ではない、という事の証である。まー、今年一年を振り返るにはまだ1ヶ月残っているので、後に残しておこうと思う。
そして今日もまたバタバタバタ...と一日が過ぎた。午前中はクライアントが開催している「キルトフェア」の様子を市内のSCまで見に行き(販促用のDMやらポスターやらPOPのデザイン制作をやらせていただいた)、輸入食料品のお店で、午後に打ち合わせるイラストレーターのユウコさんへのおみやげとしてチョコレートをアソートで購入し、さらに自分たちの昼食用として「姫路のタコめし(駅弁)」を買った。(このタコめしにもひとエピソードあるのだが、長くなるので割愛する。)

さて、今日は義弟家族が、七五三を迎えた着物姿のメイちゃんのお披露目に来てくれた。その場には妻の両親も居て我が家の前で記念写真を撮った。そしてまさにその記念写真の撮影中に目黒からイラストレーターのユウコさんが到着。普段静か過ぎるほどの城山町にひとときの賑わい...。義弟家族、妻の両親は写真を撮り終わるとバタバタと帰り、その後ユウコさんと仕事の打ち合せをした。フイユは9月に目黒のユウコさんの自宅に伺った際に買っていただいた赤いおかけをして...。仕事の話しは早々に切り上げてのんびりと久しぶりにユウコさんとの会話を楽しんだのである。
その後、昼間の続き、メイちゃんの七五三のお祝いに妻の実家でみんなで集まり食事をしたのだが、そこでちょっとしたアクシデントがあった。「そろそろおいとましよう」と私が車のエンジンをかけに行っているあいだに、フイユがりんごのかけらを喉につまらせたのだ。部屋に入ると慌ててフイユの背中をたたく妻、フイユの口に指をいれている義理の妹のアッコちゃん。まさにアッコちゃんの機転の利いた処置のおかげでりんごのかけらは無事フイユの喉から出たのであるが、その場に居たみんなが青くなる一瞬だった。
離乳食を与える事にも慣れ、手掴かみでものを食べさせる事も始めたこの時期、改めて、フイユの口に入るものに細心の注意を払わないといけないと感じた。それにしてもアッコちゃんには感謝、感謝である。

写真は昼間に撮ったお披露目時の写真。左からフイユを助けてくれた義理の妹のアッコちゃん・下の子のトモキ・本日の主人公のメイちゃんそして我が家の宝フイユを抱く妻。それにしても今日もまたいろいろと...。

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