メイン | 2007年12月 »

2007年11月

2007年11月29日 (木)

AUTUMN LEAVES IN THE DAY LIGHT

我が家の「もみじ」がとてもきれいに色づいている。
今年は若干遅かったような気もするが、いつもより色が奇麗に感じる。
昼間フイユはもみじの下、妻の母親(小幡の祖母)の背中で昼寝を始めた。


071129a_4

AUTUMN LEAVES AT NIGHT

我が家の「もみじ」は夜ライトアップされる。
もともとはセンサー付きの防犯用の照明になるはずだったのだが、何かの都合で普通の照明になった。
それでもお隣りの奥さんは「紅葉狩りに行かなくても、毎晩清水さんちの紅葉で十分よ」と言ってくれる。
スタジオから見るとこんな感じである。

071129b_2

2007年11月28日 (水)

手掴かみとチャンス ロス

フイユが手掴かみでものを食べるようになった。
とりあえず食パンをちょっと。それにしても先日離乳食が始まったばかりだと思っていたのに... 早い。

071128a_2

今日、ちかくの無印良品に行った。無印で欲しいものがあった訳ではなく、日常の買い出しのついでにちょっと寄ってみただけである。いつものように妻がベビー服のコーナーへ行き、そこでフイユにちょうど良い感じのソックス(3足セット)を見つけ、「これいいから買おう」と手に取る。次に少し厚手のパンツを見つける。これからの季節はこれくらいのが便利、それに見た目も悪くない、とこれも手に取ろうとするがサイズが違う。近くに居たショップスタッフに、欲しいサイズがあるか尋ねると「在庫を調べて来ます」との事。「多分、在庫無いね。」と待つこと約2分。案の上在庫が無く「お取り寄せになってしまいます。」との返事。
ここでのポイントは:
・私達が欲しかったサイズは80cmで無印良品では一番小さいサイズ
・店頭にあったサイズは100cmのみ
・100cmになると他のショップでもアイテム数が多い
・80cmで「これ」というパンツはなかなか見つからない
・私達同様80cmを欲しがる客は多いはず
・だから当然売り切れてしまう
・たまたま見つけたアイテムだから、その時に欲しい
結局どうしたかというと、パンツはあきらめて靴下だけを...と思いきや妻は「靴下だけ買うのも面倒だから...」と言って靴下をフックに戻したのである。これって、購買時の心理としては良くあるパターンだと思う。
欠品によるチャンスロスのみならず、ある商品の欠品が別の商品のチャンスロスにも繋がるという一例だ。

最近めっきりと冷え込んできた。フイユの夕方の散歩にモコモコの全身フリース(アウトドア仕様)がとても役立っている。これを着たフイユは動くぬいぐるみみたいでたまらなく可愛い。もうおばあちゃんもメロメロなのである。

071128b

2007年11月27日 (火)

朝からバタバタ...

昨晩中に統括氏に送付する予定だったコピライターからのブランドネーム案が結局0時を過ぎても届かず、そのコピーライターの仕事のペースをなんとなく把握している私は、「いつ届くかわからないものをこのまま待つより、ここは寝てしまって、明日朝早めに作業しよう」とベッドに入った。
そして今朝、いつもより早めに起きてファクスをチェックすると案の定、「9時までには送ります」のメッセージ、ファクスが入った時刻は6時30分。また寝ないで仕事をしている様子。(全くタフである。私より10才も年上なのに...)結局ネーミング案のファクスが入り始めたのが9時ちょっと過ぎ、それもA4で19枚。残念ながら統括氏が打ち合せに出るまでには間に合わず、私も9時30分過ぎには打ち合せに出なくてはならず...そんなこんだで今朝は結構バタバタした。また、何よりも驚いたのは、私が今朝10時30分からの打ち合せを全く忘れており、フイユの10ヶ月検診に付いて行く予定をしていた事だ。いつものように妻と朝食をとっている時に思い出した。「あっ、俺今日午前中打ち合せだ!」。最近こういう事が結構多い。

最近フイユは私や妻が1Fのスタジオで仕事をしていると、私達の事が気になるらしく、居間のある2Fから防護ネットに顔を押し付けて覗き込んでくる。その仕草がたまらなく可愛く、フイユを見ていてくれている私の両親もさかんに携帯電話で写真を撮っているらしく、2Fから「カシャッ、カシャッ」とシャッター音が何回も聞こえてくる。下から見ていると、まるでパンティーストッキングをかぶった銀行強盗みたいで...。

071127

2007年11月26日 (月)

ブランドネーム

今日は一日中ブランドネームを考えていた。いや、考えていたということであれば、ここ数日頭の中で長い助走を走っていたのであって、今日はそれをまとめる作業にとりかかったのである。
ある分野の服飾雑貨においては日本一売り上げる企業が展開する新しいブランドのネーミングである。
私の頭から絞りでる分だけでは不十分の可能性があるので、知り合いのコピーライターの方にも発案をお願いした。数分前にプロジェクト統括をされている方より連絡があり、とりあえず私が考えた分の案だけをpdfのファイルにしてメールで送った。今10:30pm、コピーライターさんからの案が届き次第それらをまとめ、再度統括氏に送らなければならない。出来れば日付が変わる前に送りたいと願う。

こういった「ブランドネーム」を考える仕事をたまにする。たいていはロゴマークのデザインも含めてV.I.(ヴィジュアル・アイデンティティ)という形で納品する。仕事をさせてもらっておいて...と思うかもしれないが、こと「ブランドネーム」においては、開発担当サイドが明確なヴィションや想い(コンセプト)、その分野における深い知識や語彙を持ち合わせている場合は、担当者もしくはその企業のトップがブランドに名前を与えるのが一番良いのである。まさにバーンド(BURNED=ブランドの語源)、名前がしっかりと「焼き付く」のである。良くも悪くもこだわりを持って使い続けられるのである。
私達デザインを担当するものやコピーライターは、クライアントの想いの部分をより豊富な(?)ボキャブラリーやリテラシーでフォローする訳だが、そういった場合でも担当者の強い想いが伝わって来ないとこれ、非常な難産になる。
さて、今回はどのようにまとまって行くのであろうか。どうも担当者サイドからの明確なヴィションは提示されておらず、統括氏はかなり手こずっている様子である。でもこの統括氏、かなり実績とパワーがある方なので、最後は力技にもっていってでもうまくまとめると読んでいる。でないと困る。

今日のフイユ...。そうそう、ブランドに名前を付けるのは自分の子供に名前を付ける行為と良く似ていると思う。
自分で「こういう名前にしたい」と強く想い、こだわって付けた名前であれば絶対に、その名前を纏う子供はいつまでも、いつまでも可愛いのだ。たとえ成長のプロセスにおいてちょっと踏み外してしまったとしても。責任を持ってフォローしてあげたいと思うに決まっている。
はい、今日のフイユは...妻と私にはもちろん。おじいちゃんおばあちゃん、大叔母達にも元気と笑いを振りまいていた。

2007年11月25日 (日)

軽井沢にて

昨日に続く小春日和。連休の最終日。
「旧軽の近くに車を止めて、そこから背負子で万平ホテルまで歩き、お茶でもしよう。」とのプランをたてて午前中に家を出た。
少し早く出過ぎたのか、上信越道でフイユが寝てくれず、小諸まで足を伸ばしそこから浅間サンラインを通って軽井沢まで引き返した。
かなりの混雑を覚悟していた軽井沢の街中はそれほどでもなく、一回300円の駐車場に車を止め、まずは旧軽を少し散策した。
小春日和とは言ってもやっぱり風は冷たく、現在進行中のジャムのパッケージデザインの参考になるアイテムなどを見て、「黒胡麻大蒜」(ペースト状の薬味、野菜や豆腐にとてもよく合う)を買って早々に車に戻った。
背負子でのウォーキングはあきらめ、車で万平ホテルまで行き、ティーラウンジでお茶をしたのだが、メニューから「スコーン」がなくなっている事に妻が気付き、「ちょっと寂しいね」ということで意見が一致した。
万平ホテルのティーラウンジということでドリンクの価格設定も若干高めなのだが、ロンドンのフォートナム・メイスンのスコーンをちょっと思い出させる、ジャムとヨーグルト(フォートナム・メイスンの場合はジャムと生クリーム)のついたスコーンがなくなってしまうと、いくら壁にジョン・レノンのポスターが貼ってあったとしても、万平ホテルの歴史とか、格みたいなものが薄れてしまっているようで少し寂しい思いがした。そんな気持を象徴するように、一匹のカメムシが私のセーターの袖口に止まっていた。(T.T)トホホ。
まーそれでも、伝統を感じさせるたたずまいと軽井沢らしい木立に囲まれた環境が、私たち三人の大切な休日をゆったりとしたものにしてくれた。 軽井沢はやっぱり私達の好きな場所である。


071125a_2


071125b_2

2007年11月24日 (土)

大型SC

今日は3連休の中日。それも小春日和。
だからという訳ではないのだが、渋滞の高速道路、人でごった返す観光地に行く気にもなれず、もうすぐ底をついてしまいそうなコーヒーとケメックスのフィルターを買いに車で30分ほどのところにある大型ショッピングセンターに行った。
そのSCは別の(イオン)SCに比べあまり混まず、大きすぎず、自分たちが必要とするショップに加え紀伊国屋書店まで入っているため、この春のオープン以来ちょくちょく利用させてもらっている。
私と妻はどちらかというと物事を斜に構えて見る傾向があり、ショッピングセンターなるものには興味を持たないと思っていた。しかし、フイユの誕生をきっかけに、ものごとに対する見方が着実に変わってきている。小さい子供を持つ親の目線で見ると昨今の大型ショッピングセンターはまさに「いたれりつくせり」なのである。
なんと言っても便利なのが、授乳室やオムツ室に十分な配慮なされていること。まだ授乳中の子供がいる場合、出先にオッパイをあげられる場所があるかを事前にチェックする必要がある。その他にもSCにおけるテナントのチョイスが、「とりあえず必要なものは全て揃います+ちょっとしたショッピング楽しめます。」的なかゆいところい手が届く選択がなされているところであろう。十分な駐車スペース、地元の百貨店に比べたら4-5倍は設置されているエレベーター、比較的安価で自由に飲み食いできるフードコード...。確かに「利便性」というキーワードを除いた時にどんな印象が残るか、と聞かれれば答えに困るかもしれないが、私たちが大型SCに求める最も大きな要素と言ったらまさに「利便性」なのだと思う。
そもそもそのSCにお気に入りのショップでもあれば別だが、私の場合は、服にしろ雑貨にしろ、本当に欲しいと思うもの、こだわりのあるものはそれぞれ求める場所が異なるのである。

今日は朝からフイユの生活リズムがいつもと違っていた。
風邪からほぼ完璧に回復し、本来の元気をとりもどしたフイユだが、いつものお昼寝の時間にほとんど寝なかったり、変な時間にちょっとだけ寝てみたり、グズってみたりと...。その極めつきが、8時にソファでテレビを見ていた私の膝の上で熟睡を初めてしまい、そのままお風呂も入らずに寝入ってしまった。(まー、普通赤ちゃんなんてそんなもんだよ。とも言われるかもしれないが、フイユの場合はとても稀なのである。)
フイユから伝わる体温とちょっと詰まり気味な息づかいにとても癒された。


071124

2007年11月23日 (金)

冬支度・その1

急な寒気の到来と各地からの雪の便りに、そろそろ冬支度にとりかかる必要が出て来た。
とは言っても、着るものは昨シーズンからのものがそのままクローゼットに入っているし、床暖房すでに稼働状態。スタジオのアラジンブルーフレームも火をつければよいだけ。あらためて考えると、一番わかりやすい冬支度は「車のタイヤ交換」だ。
今年はフイユが生まれ、出来るだけ一緒に時間を過ごしたい。それもアウトドアとか一緒に楽しめたら...と妄想にふけっていた私は、「そうだ、今年はしっかりと雪を楽しもう!」と、大事にしていた93年型ゴルフクラシックラインを手放し、アメリカ製の4輪駆動車を中古で購入した。大きな車にした理由は、ゴルフはあくまで私ひとりでしか楽しめない車(フイユが生まれる前は、妻と二人で愛用していた)である事と、私、妻、フイユの他に、それぞれの両親(フイユにとっての祖父母)と一緒にでかけられたら...と思ったからである。実際に、購入後1ヶ月の間に、私の両親と一緒に草津温泉、妻の両親とはりんご狩りと、週末にフルに活用している。
ということで、今朝その4輪駆動車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換した。真新しいスタッドレスタイヤはいかにも雪の路面をしっかりとグリップしそうな感じで「早く雪を見に行きたい」を思わせる。
スタッドレスタイヤのかわりにホイールからはずされたタイヤをしまうためにガレージの倉庫を整理した。大分前に使えなくなったプリンターやコーヒーメーカーなど、これらは処分すれば済むのだが、困ってしまうのが学生時代にとったトロフィーやメダル、賞状などが入った荷物である。今後それらを飾ることはまず無く、かといって処分出来るものでもない。学生時代に一緒にプレイしたみんなは一体どうしているんだろう。そうだ、次の飲み会の時はみんながどうしているか聞いてみよう。

ということで、我が家の冬支度・その1は4輪駆動車のタイヤ交換+物置の整理でした。その2は...おそらく、もう1台の車のタイヤ交換になると思う。

2007年11月21日 (水)

お城 FOR SALE

あるクライアントからの要望で「フランスの家」の画像を集めている。
フランスへ行った際に買って来た雑誌や、人からいただいた雑誌、いつか使えるかも...と買っておいた書籍などをパラパラと見ていたのだが、意外なところに使える情報ソースがある事に気が付いた。
それはネットをビジネスに活用している現地の不動産業者である。とは言ってもフランス語はまったくわからないので、フランスの物件を扱っているイギリスの不動産業者をYAHOO UKで探してみた。そしたら面白い面白い。数百件におよぶ物件についてのロケーションはもちろんの事、建物の外観写真、内部写真、説明のテキスト、プライスなどの情報が載っているのだが、何が面白いって、中には想像を絶するような物件が多々あるのだ。「いくら日本で金持ちって言ったって、欧米に比べたらたいしたことないよ...」の言葉どおりである。プール付き物件なんてまるっきりたいした事なく、中には湖付きとか厩舎付きとか...。とにかく一番笑えた物件の画像を掲載しておこう。そう、日本で言ったら『松本城 FOR SALE』てな感じ...かな?
こんな物件が売りに出ている事も驚きだが、『この物件興味あるな〜、買っちゃおうかな〜』などと検討しちゃうかもしれない人が居る、ということが何よりも驚きであり、思わず笑ってしまうのである。ちなみにこのシャトーにはチャペルも付いているらしい。
大分前になるが、確か日本の芸能人がスコットランドのお城を日本に持って来てテーマパークにしようとして失敗した事があった(ような気がする。間違っていたらすみません)。
さもありなん。そもそも生き方のコンセプトが違うのである。バブルマネーで「これ買えるんじゃん?」「そのうえ小銭稼げるじゃん?」などとせこく、うすっぺらい考えで買えるような’城’物ではないのである。


071121b

スルーしてしまった10ヶ月

ここ数日なにかとバタバタしている。多忙を極めるということではないが、いわゆる「やること」が頭の中にたくさんあるわりに、処理する時間が非常に少ない。一日の終わりに「今日した事」を振り返って、その仕事量の少なさに愕然とする。
too much on my plate. そういう時はまず仕事環境を整理して、ひとつずつ、コツコツとこなしていくのに限るのだが... 大好きな肉で作ったサークルの中心に置かれてしまった犬のように、いったいどこから手をつけて良いのかわからなくなってしまうのである。そんな事もあって、昨日の2007年11月20日でフイユが10ヶ月を迎えた事を忘れてしまった。スケジュール確認をしてその事に気付いた時はすでに日付が変わってしまっていた。
フイユは相変わらず微熱があり、声がやけにハスキーになってしまった。冗談で「喉が酒焼けしてしまった場末のバーのお姉ちゃんみたいな声...」と例えているが、実は場末のバーどころか、女性が居るようなお店に飲みに行った事もない。」(一度くらい、あくまで社会勉強として誰かに連れて行ってもらいたい。)いずれにしても、フイユはここ数日お風呂にも入れないため、場末のバーのカウンターのいちばん端に座っているオヤジのような香りがしてきた...とそんな訳はまったくなく、いつものような愛おしい香りに包まれているのである。
071121

最近のトラックバック

Powered by Six Apart