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2010年11月30日 (火)

リネンのキッチンクロス 2008.3.3

あらためて「雑貨のある暮らし」という言葉をテーマに自分の身のまわりを見た時、一番先に思い付き、まさに手にしていたのが「リトアニアリネンのキッチンクロス」。
赤のチェック柄、青のチェック柄、グリーンと生成りのツートン、ブラウンと生成りのツートンの4枚を購入し、とっかえひっかえ毎日、かれこれ5年間使っている。使い始めは麻独特の繊維の張り、というかコシがあったものが、洗濯するにしたがって柔らかくなっていき、ありきたりかもしれないが、「使うごとに手に馴染む」という表現がぴったりの状態になってきた。でも、今でもリネンの「張り」も楽しみたい私は、乾燥機付き全自動洗濯機の脱水の後、乾燥に入る前にはクロスを洗濯機から取り出し、手でシワをのばして自然乾燥をさせている。こうすると、乾いたリネンにちょうどいい張りが出て、いかにも「これからどんどん水分吸いますよ...」とクロスが言っているような気がする。
丁寧に洗ったマグカップやプレート、グラスを拭く時の感覚は、リネンを使ってしまうと他の布は使えなくなってしまうほど。でも、そんな機能的な面だけでなく、リネンクロスのすばらしいところは、食器の下に敷いてあるだけで、畳んでおいてあるだけで「絵」になってしまうところだ。思わず「あー、いいなー」と、ちょっと気持を豊かにしてくれるところにある。
我が家のキッチンをさりげなく、雑貨らしい空気で満たしてくれるリネンのクロス。このクロスとはあと何年一緒に過ごせるだろう...。
きちんとした素材感。たった一枚のクロスでも素性のしっかりとしたものとは気持よく、長くつき合えるものなのだな...と感じる。(うの)

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