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2012年4月

2012.04.27

観音山ファミリーパーク 2012チャリティーTシャツ

群馬県立観音山ファミリーパークのチャリティーTシャツとトートバッグが本日納品されました。

デザイン依頼のお話をいただいた時は、それは嬉しかったです。
自分達のデザインがたくさんの善意の人を通じて、被災地の人々に温かなメッセージを届ける事ができるかもしれない。
ただひたすら感謝の気持ちです。

Tシャツに記したメッセージについては、このブログでも以前書いた事のある友人に相談しました。http://uno.kazelog.jp/memorandum/2010/12/200971-sc-journ.html
彼は古い中国のことわざを英語表現したメッセージを送ってくれて、それを元に自分達も楽しみながら図柄を考えました。
仕上がりは... 大満足です。

デザインしたのは子供用の図柄と大人用の図柄。
子供用の図柄はトートバッグでも共用しています。
きちんとしたイメージは後日、自分達で購入してから紹介します。

Tシャツとトートバッグは明日4/28から観音山ファミリーパークで販売が開始され、
子供用が1,300円(白と黒、サイズ100、110,120,140,160cm)
大人用が1,500円(白と黒、サイズS、M、L、XL)
トートバッグはデニム地(紺、中サイズ)が1,500円
キャンバス地(白)中サイズが1,300円、大サイズが1,500円

全てのアイテム1点につき500円が義援金として被災地に寄付されます。

明日早速、観音山ファミリーパークに行って買ってきます。
メッセージを送ってくれた友人(KC)の分も一緒に。 あー楽しみ。


120427

2012.04.11

高崎も一気に開花。

今年はもう来てくれないのかと思っていたら、一気に来ましたね。桜。

例年なら、仕事場の窓から道を挟んだ南側にある桜が開花し、その桜が終わった後に、さらに奥の山桜が咲き始めるのですが、今年は全部一緒に咲きました。

視界に入る桜の存在感に、ふと庭を見ると、いつの間にかムスカリが咲きバラの枝から緑の葉が出て来ています。
日々雑事に追われ、庭にきちんと手を加えたり、季節を愛でたりする余裕が無いのはダメですね。

コンピュータのモニターから目を転じると、近くの保育園の子供達が桜の下を散歩しています。

これも毎年のことですが、ついカメラを向けてしまう、ほっとする日本の風景です。


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2012.04.09

春の恒例行事に思う。

群馬県の甘楽町小幡で毎年この時期に開催される「さくら祭り」に今年も行ってきました。

名水「雄川堰」沿いの桜並木もまだつぼみの状態で、屋台の派手さばかりが目立つ少し寂しい「さくら祭り」でしたが、その分今年は恒例の「武者行列」をじっくりと見物させてもらいました。実を言えば、妻も第1回さくら祭りの時に剣道着を着て町内を練り歩いたとか、歩かないとか...。

それにしても、武者行列の、予想以上の華やかさに驚かされました。
例年、有名人を招いて武将になってもらったりしているらしいのですが、今年も真っ赤な着物を着た御姫様役としてタレントの女性が輿に乗っていました。
しかし!! そんなセレブリティが地味に見えてしまうほどの、甲冑姿の武者たちの華やかなこと。

役場の職員とかボランティアの人たちが倉庫にあった甲冑のようなものを身につけて恥ずかしそうに歩いてくるんだろうな...くらいに考えていたら大間違い。
出来たばかりの大門から出て来たのは、高いプロ意識をもち、見られる事を意識し、喜びを感じる... いわゆる「甲冑マニア」の方々なのでしょうか。
彼らが身につけている甲冑のつくりから、演出用の小物のディテールに至るまで、その立ち姿の美しい事。
そして彼らの姿を何よりも印象深いものにしているのが、彼らが「戦国武将」になりきっている、という事です。輿の上で時折りピースサインをしているセレブなんぞに一瞥もくれず背筋を伸ばしてゆったりと歩く姿は、満開の桜の花にはもちろん叶わないものの、花の無い寂しさを少し紛らわせるには十分の説得力を持っていました。

馬上の姿、陣羽織、口ひげ、みんなまさに「それっぽい」んです。おそらく実際の、当時の武将達よりも「それっぽい」のではないのでしょうか。
あれ? という事は必ずしも「それっぽくない」って事?
そうなんです。おそらく彼らは(最近の)NHKの大河ドラマに出て来る戦国武将っぽいんです。実際に兜に「愛」文字のある人も居ましたしね。

そして季節は、さくら祭りの終わりと同時に本格的な春を迎えたのでした。


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2012.04.07

備えて 楽しむ。

去年の3月11日以降、どうしても足が遠のいていた東京へ、打ち合わせやら展示会やらで行く機会が増えて来ました。

そして、3.11以降に変わった事のひとつとして、東京に出向く際、実家の親に「今日は東京だから何かあったらよろしくお願いします。」と声を掛けるようになったことがあります。
もし、帰れなくなるような状況になったり電話連絡も出来ない状況になってしまったら。その時は娘を保育園まで迎えに行って欲しい、という念のためのお願いです。

それでも、やっぱり刺激されるし楽しいですね。東京は。
だからこそ、車の荷室にいざという時のための「災害時用リュック」を用意しておこうと思います。
携帯ラジオ、水、懐中電灯、携帯電話の充電器... そして多めのチョコレート。非常時ですから。
あと、モチベーションを高めるため、火事場の馬鹿力用として、家族の写真。

備えよ常に... そして楽しみましょう。Life goes on... ですから。


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