« 2011年8月 | メイン | 2011年10月 »

2011年9月

2011.09.19

手抜きだからこその... 良さもある。

妻の母親の誕生日が敬老の日と重なった事もあり、娘の手作りモビールを持って実家に向かう。
途中「バースデーケーキはどうしよう」と考え、スーパーに寄り、出来合いのスポンジと生クリーム(ホイップ済み)そして、ブルーベリーの缶詰を買って、実家でケーキを仕立てる事にする。ケーキを作ると表現してしまうとそれは、スポンジを焼き、クリームもきちんと手作りする作業も含まれるので、あくまで仕立てるだけの作業。いわゆる「手抜き」である。

スポンジを皿に乗せ、生クリームでデコレーションし、最後にブルーベリーを散らせるだけの簡単仕立て。
見た目の仕上がりは、シンプルで素朴でちょっと雑貨っぽい。なかなかおしゃれな感じ。
味は... もちろん、評判の洋菓子屋のケーキという訳にはいかないが、口にした皆が「ウン、ウン」とうなずきながら微笑むくらいの美味しさ。十分である。

その場に居るみんなが「美味しい、美味しい」と喜ぶ、手抜きだからこその、ゆるーい感じの良さがある。

110919

2011.09.17

チャリンコ ゴーゴー

2月24日からもうすぐ7ヵ月、今年は良く自転車に乗っている。
雨が降っていたり、朝そのまま打ち合わせに出るような事がなければほぼ毎日、娘を保育園に送っていく。
去年は、体の事を考えて真夏のライドは避けていたのだが、いやいや、朝のうちなら十分いける事を知り、今年は回数が増えている。その上、この夏には「お迎え自転車」も数回こなした。
以前も書いたように、我が家はちょっとした山の上にあるので、行きは下り、帰りは登りとなる。
娘を後ろに乗せての最後の登り坂(じゅうぶん心臓破りと自分では思っている。)は... 実際にはキツいけれど、ローギアでゆっくりとした立ち漕ぎなら、休まずに登りきれる事をこの夏知った。
我が家が山の上にある事を知っている保母さんは、初めて「お迎え自転車」をした時に、私の自転車を見て「チャレンジしますね。」と声をかけてくれた。最後の登り坂では、後ろの娘からも「カンバレ、カンバレ」のかけ声がかかる。

子供は親の背中を見て育つ。
普段たいした背中を見せてあげられない分、せめて、息を切らせ、ハーハー言いながら、汗のにじんだポロシャツの背中でも見せてあげようかと。
己の姑息な考えがちょっと悲しい。

でも、娘はあとどのくらい、私の漕ぐ自転車の後ろで「とびきりひかるきぼうと...」と歌ってくれるのだろうか。
それを考えるのはもっともっと寂しい。

110917

2011.09.16

Money Matters... I know.

前々からうすうすと感じていて、最近はっきりと思うことがある。
お金の話しが苦手である。
独立して13年も経つのに、それではまずい事は自分でも重々承知している。

苦手だから下手でもある。
見積書を書くのに一苦労、見積額をクライアントに説明するのにまた一苦労。
請求書を書くのにも時間がかかる。
13年間、それを端から見ていた妻としては、さぞかしもどかしく、また不安だった事だろう。

よしっ。今日から生まれ変わって、お金のはなしが得意な自営業者になろう!。
って訳にいかないのが「お金のはなし」。
でも、努力はしてみようと思う、今日この頃なのであります。

110916

2011.09.15

ヒーハースマイル

夏が始まる前に、妻の父親が持って来てくれたピーマンのプランター。
そのプランターの端に、「ついでに植えといたよ。」と一本の唐辛子。
結局この夏、このプランターから数十個のピーマンと結構な数の唐辛子を収穫する事ができた。
こんな感じで、数個のプランターでピーマンやら茄子やらきゅうりやらトマトを育てたら、その夏の夏野菜は全てまかなえてしまえそうな気がする。家計も助かるし、来年はやってみよう。 あとゴーヤも。

もともと辛いもの好きの私と違って、妻は辛いものが苦手だったのだが、いろいろとお付き合いいただいているうちに最近は結構いけるくちになって来た。
友人の家では収穫した唐辛子で、ペペロンチーノを作ったり、辛いっ酢(お酢に半分に割った唐辛子をつけたもの)を作って、ヒーハーしているそうだ。

程よい辛さの時も、辛過ぎて頭から汗が吹き出しても、ヒーハーの後は必ずスマイルになる。と思いませんか?。

110915

2011.09.14

ゴムチューブでエクササイズ

しばらく前からゴムチューブを使ってちょっとしたエクササイズをしている。
主に、肩甲骨周りの筋力強化と柔軟性のアップのために。

1. ゴムチューブをやや短め、肩幅より少し広いくらいで頭上に持つ。
2. そこからそのまま、両肘をグッと下に降ろすイメージで左右に引っ張りながら、頭の後ろに下げる。
※この時、僧帽筋(首の後ろから背中にかけての体の表層にある筋肉)を意識する。

ただこれだけなのだが、以前感じていた左手の軽い痺れや背中の痛みが無くなった。
整骨院の先生からは、普段の姿勢の悪さや筋肉の衰えから、背骨と肋骨をつなぐ部分が広がり、そのために神経が刺激されているから出来るだけ胸をはるように、肩甲骨を後ろに引くような姿勢が良い、と指示されていたのである。
例えば、腕立て伏せをする時は、下を向かずにあごを突き出すようなかたちで。

そこで登場したのがゴムチューブ。
一度試してもらえると分かるのだが、このエクササイズ、とても気持ちいいのである。
今は、着るだけで自然と姿勢の良くなる=肩甲骨を引き胸をはるような姿勢になる矯正ウエアのようなものも多く見かけるが、肩のあたり全体がほぐれる感じがする。

肩甲骨周りに限らず、関節周辺の筋肉をできるだけ強化し、柔軟性を保つ事が大切。
加齢との勝負にゴムチューブを是非。

110914

2011.09.13

入射角とテストステロン

やっぱり今日も暑い。
昨日の記事にも書いたが、真夏よりも暑さが応える。 と、ある事に気が付いた。
なぜ秋めいてからの暑さの方が「厳しい」と感じるのか。
多分それは、太陽光が我が家に当たる角度にあるのだと思う。
仕事場とリビング共に南側が大きくガラス窓になっている我が家の場合、真夏の太陽はほぼ真上から当たるので、軒にさえぎられて窓の部分や室内に直接陽が当たる事はない。しかし、この時期になると太陽光の入射角度が低くなり、太陽光が直接部屋の中にまで入って来ている。そのせいだ。そうに決まっている。
冬になれば、室内まで入って来る太陽の光の恩恵をたっぷりと受けることが出来るが、今の、この微妙な季節の変わり目は、そうでなくても自律神経が旅に出る季節と重なってちょっときつい。

新聞記事に面白い記事が出ていた。「男性ホルモン、イクメンほど減少」。
要は、子供を持って父親になると、主要な男性ホルモンである「テストステロン」が減少する。という記事だ。
育児に積極的に参加する、いわゆるイクメンになればなるほどテストステロンが少なくなるらしい。
と言うことは、独身時代はテストステロン分泌しまくり、男っ気ムンムンでパートナーを探し、家庭と子供を持つといきなり「男」の部分を司るホルモンはそれほど必要ではなくなる...。
その裏には、現代の人間社会において、自分の子供を外の脅威から守るという行為が必要ではなくなり、より母親的な存在として、ケアする役割が必要とされているのだろうか。
しかしその反面、女性は子供を持つと強くなると言われる。何がなんでも子供は守る「母は強し」というやつだ。
主婦でありながら、若さや美しさを保っている女性は、得てして「家庭的ではない人」「主婦っぽくない」と言われるし...。
脳の世界、ホルモンの世界は奥が深い。

巷では、積極的に育児に参加し、育休まで取っている男性をポジティブなありかたと受け入れる風潮にあるが、もし、育児に積極的に参加する事で、彼らのテストステロンが減少しているのであれば、「男の草食化」は若者というよりも、30代から40代の育児パパ世代がもっとも顕著なのではないだろうか。
本来、社会の中心として良い意味で、ガツガツと動き始める年齢の男性、出来る事なら「テストステロンの点滴がしたい」と思うようなポジションに居る人たちが、生物的にあまりにも穏やかに、優しくなってしまうのは、日本にとって、経済や外交にとって好ましい傾向なのだろうか。
と言っている自分も、仕事柄子供と一緒に過ごす時間も多く、あまり男性的でガツガツ行くタイプでは無いと自覚しているのである。そして当然、そんな我が家の経済状況もあまり好ましいとは言えない。

写真は、昨日の出張の際に上越新幹線の窓からみた富士山。大宮の手前あたりだったろうか。


110913

2011.09.12

久しぶりに...

今日は東京での打ち合わせが2件+市場調査。久しぶりに新幹線での上京。
まずは本郷でクライアントに知り合いのフォトグラファーを引き合わせる。も、話しが進むうちに、自分も撮影の雑用係に取り込まれ、24日仙台へ行くことになる。
本郷での打ち合わせの後、東京駅に戻り新マルビルへ。
ここのB1Fのお店に、別のクライアントの商品が置いてあり、ちょっと市場調査。
そして午後からの打ち合わせのために渋谷(キャットストリート)へ。

今日の東京出張は結構な収穫を得ることができた。
会って話すことで仕事が具体的に進むことはもちろん...

● 行きの新幹線の窓から見た富士山。
● いろいろなショップで出会う、斬新で美しいパッケージデザインの数々。
● 新マルビルでのランチ。知人に教えてもらったお茶漬け屋さんが、早くて、安くて、美味しくて結構な満足感。業態としても良く出来ていると思う。
● 「記憶 H.P.FRANCE」で見たバッグ。とても魅力的で妻のニーズにピッタリ。値札を見て「いつかね...」と言って店を出るも、自分の好みに合う美しいモノとの出会いは、いつでも嬉しいもの。
● 帰りに大宮駅で買った「シュガーバターの木」。お茶漬け屋さんを教えてくれた知人に、以前いただいた事があり、機会があったら買いたいと思っていた。軽くて美味しくて、リーズナブル(これが重要)お彼岸用として実家分と親戚分も買って来た。

ちょっとまいったのは...
● 表参道からキャットストリートを歩いている時の陽射しの強さ。軽く30度を越えていた。
秋めいてからあとの「真夏日」は結構こたえる。
● 渋谷駅の改札から湘南新宿ラインのプラットフォームまでの距離。蒸し暑い中、時間に追われて小走りするにはちょいと長過ぎる。

富士山が見られて、会いたかった人に会えて... ちょっと疲れたけど楽しい一日でした。

110912


2011.09.10

境目の日

ある日を境に、物事や生活のありようがまったく変わってしまう事がある。
職を失ってしまったり、大切な人を亡くしてしまったり... どちらかというと、急に起こる悲しい出来事のほうが、例えば、宝くじが当たったり、実は高貴な方のご落胤だった、なんていう出来事よりもリアリティがあり、身近に感じる。
おそらく、日々の暮らしにおいて、「楽しい・幸せ」な事よりも「悲しい・辛い」出来事の方が多いのかもしれない。

実は結構辛いのに、楽しそうにしか見えない。
本当はかなり厳しいはずなのに、華がある。
そんな風になれたらいいな、と常々思っている。

この写真は前にも紹介した事がある。自分の中でかなり強い印象として残っているのだと思う。
ごく普通の日常の風景。この自転車に乗っている人は、右のフェンダーがへこんだゴルフに乗っている人は... この翌日に、世界のありようが変わってしまう出来事が起こることなんて想像もしていない。あれから10年が経とうとしている。

110910

2011.09.09

残念な結末に。

あっけなくやって来た愛車との別れ。
走行距離は11万キロを越え、でも春に車検を通したばかりで、あと2年は乗りたいと思っていた愛車のハンドルが急に重くなったのが先週の事。
ずーっとお世話になっているクルマ屋さんも、「なんとか中古のパーツを見つけてみます。」と言ってくれたのだが...。
すでに日本から撤退してしまったメーカーで、それでも右ハンドル用のパーツなら中古があるが、左ハンドル用は新品だとしても国内には無く、本国から取り寄せになり数ヶ月はかかるとの事。その上コストは20万円オーバー。
あまりのショックに妻も私もすぐに判断が出来ず、思わずクルマ屋さんに「あなたならどうしますか?」。
結局廃車処理せざるを得ない、という事になりました。
特に妻が気に入っていた愛車。サイズ的にも大きすぎず、きびきびと走り、11年前のクルマとは思えないほどの質感、ワゴンだから荷物も積めるし... でも、しょうがない。 機械だからいつかは壊れる時が来る。前向きに捉えれば、良く乗りつぶしたとも言えるだろう。

ここは群馬、自家用車が無ければ何かと不便な場所。
すぐにでも代わりのクルマが必要な状態。次の「愛車」探しをすぐさま依頼し... とは言っても、予算が厳し過ぎてそう簡単には見つかるまい。でも、そこは心から信頼のおけるクルマ屋さん。「出来るだけ早く見つけますんで、それまでは代車使ってもらっててOKです。」と、とても助かる一言。

過去に別れたクルマ達とは、それぞれに思い出があり、別れはやっぱり少し悲しい。
早く見つけてくれないと、この代車君(写真)とだっていろいろと思い出が出来てしまうかもしれない。

110909

2011.09.08

群馬県特産 大島梨

打ち合わせに伺った先でいただきました。
「大島梨の幸水です。甘みが深くて美味しいですから、食べてください。」と。

食べてみたら本当に甘い。それも適度にコクのある、しっかりとした甘さ。
手渡された時に伺った通り... 家系図で言うと、ひいおじいちゃん、もしくはひいひいおじいちゃんあたりに「ラ・フランス」のような洋梨の存在感。

この梨なら、買いに行きたい。
こんな美味しい梨を地元群馬、前橋の農家の方々が、地道に、こだわりを持って作っている。すばらしい。
群馬県特産大島梨、是非お試しあれ。

110908