人に会う日〜たまにこういう日がある〜
12月28日金曜日。
今日が仕事納め、もしくは大掃除をして1年を終わるという人も多いはずである。ちなみにウノーアソシエイツは、基本的に、明日事務所の大掃除および自宅の窓ふきをする予定だが、必要に応じて仕事もする。とは言っても電話で打ち合わせる程度だが...。しかしサービス業の人たち、特に物販や飲食店に携わっている人たちにとってはまさに書き入れ時であり、元日だけ休みもしくは元日も仕事という場合が多いのではないか。郊外型の大型ショッピングモールや各種コンビニエンス系のショップが元日にも営業するようになり、いつしかそれが当たり前になっている。ちょっと前までは、少なくとも元日にはどんな店も営業はしていなかった。どこにも行くところもないし、成人たちは朝からほろ酔い気分だから、子供達もそれにつきあって何となくみんなで家に居るというのが元日の過ごし方だったように思う。もらったお年玉で2日の初売りで何を買おうか...などと楽しい想像をしたり、兄弟で話したり...基本的にアクティブに活動しない、のが元日だったはずである。あの頃が懐かしい。
やっぱり最近はなぜかみんながせわしなく動いているような気がする(自分も含めて、もちろん)。例えば、「あけましておめでとうございます」の挨拶とおせち料理、お年玉の配布が済むとなんとなくそわそわとしはじめる。「どこか行ってくるかなー」。
どこか行きたいがために「お屠蘇」をひかえる(運転できなくなってしまうから)。「俺、アルコールはいいや、運転あるし...」。自然とお膳が、おせちの雰囲気が寂しいものになる。(飲酒運転取締強化の効果)
たいした用事も無いのに携帯電話を取り出し、友人と会う約束したり、後輩を呼び出したりする。(昔は余程の事がない限り元日に他人に電話なんかしなかったはずだ。1年にたった1回、せっかく家族でまったりできる時なのに...。(簡単に連絡が取れ過ぎる。携帯電話の普及のせい)あーお正月休みが「暇でたまらなかった」時代が懐かしい。
前置きが長くなってしまったが、今日はいつもとちょっと違った日になった。(これを書こうと思っていたのである)
午前中に打ち合わせ(2008年日本ソフトボールリーグ関連のイメージデザインの件)で高校からの友人であるM作君に会った。M作君と私は高校時代に同じ部活(ソフトボール部)に所属し、実は国体で2度も優勝しているちょっと汗臭さの残る友人である。M作君の結婚式では私と妻が証人にもなっているし、M作君のところには幸夏(コナツ)ちゃんというかわいい4歳の女の子が居る。とにかくこの際だから、打ち合わせをかねてみんなでランチでもしようという事になったのである。もちろんフイユもコナツお姉ちゃんの存在に喜び、コナツちゃんなコナツちゃんでフイユの存在を不思議そうに受け止めていた。
これが今日の「人に会うその1」である。
そして午後、2008年用のボクサーショーツを購入するために高島屋に行った。まず、高島屋の1階には妻の友人(音がフイユと同じ名前)が働いている。彼女にはフイユが生まれてこのかた、高島屋に行く度にフイユを見てもらいたく思っていたのだが、信じがたい事にほぼ1年間、私たちが高島屋に行く時に限って休みだったりして1度も会えずにいたのである。今日もまず1階の彼女の居る売り場へ行ったのだが見当たらず「こりゃつくづく縁が無いって事だ。」とお目当ての4階に行った。
4階には母の友人で私も良く知っている「トミヤスさん」という女性がパートタイムで働いており、この人にもフイユをまだ見てもらっていなかった(1階の彼女同様にタイミングが悪くなかなか会うことが出来なかった)。
しかし今日はまず、4階のトミヤスさんが居たのである。挨拶をし、フイユを紹介し、抱っこしてもらった。「人に会うその2」。そして4階での買い物も終わり、帰りに1階に降りたところ、居なかったはずの妻の友人が居るではないか...。久しぶりの再会を喜び、ここでもフイユを紹介し、抱っこしてもらい、我が家に寄ってもらうことの約束を取り付けて帰って来た。「人に会うその3」。
このように、今日は普段会わない人、会いたいと思っていたけれどなかなか会うチャンスのなかった人に、立て続けに会う事が出来た日だった。 こういう出来事が1年の終わりにあると、なんだか「良かった」と思える。ちょっと疲れたけど。
コメント