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2011年6月

2011.06.19

メルシャン軽井沢美術館

メルシャン軽井沢美術館に『アンドレ・メルケス写真展』を見に行って来ました。
雲の合間から差し込む陽射しに、建物に絡む豊かなツタが青々として、久しぶりのメルシャン軽井沢美術館はそれは美しく、気持ちのよい空間でした。
写真展も良かったです。帰りにはミュージアムショップで、ポストカードやら、ペンやらとアーティーな小物をいろいろ買って。本当に良い美術館なんです。
そして... この軽井沢メルシャン美術館は今年11月に閉館する事になったらしいです。心から残念です。ちょっと落ち込むほど残念です。

「バルテュスとジャコメッティ展」
「ジョアン・ミロ展」
「フンデルトヴァッサー展」
「ルーヴル美術館 カルコグラフィー展」
「ウィリアム・モリス展」
見たいと思いながら機会を逃してしまった「ル・コルビジェ光の遺産展」

チケットオフィスのあるホールに掲示してあるチラシを見ると、印象に残る過去の企画展が思い起こされます。
森の中にある、ゆったりと作品を堪能できる、こじんまりとした、質の高い美術館。
一度クローズしてしまったら、再開は難しいでしょうね。
いろいろな事情があるのでしょうが、このような美術館が閉館してしまう事は本当に悔しいです。

今回は娘にとっての美術館デビューでしたが、少なくとも、この環境で、メルシャン軽井沢美術館でデビューさせてやれた事はとても良かったです。

110619

2011.06.07

リサイクルって。

少し前にテレビ番組で紹介されていた、牛乳パックから作るオリジナルカードを作ってみました。
牛乳パックをしばらく水に浸けてビニールコーティングを剥がし、柔らかくなった紙を手で千切り、ミキサーで水とでんぷん糊と一緒に撹拌する。出来上がったドロドロの液体を、ポストカードサイズに切り抜きフレームにした食品トレー2枚の間に生ゴミ用袋をはさんだものの上で成型し(この段階でデコレーション)、キッチンペーパーで水分を取り除き、さらにアイロンで押しながら乾燥させる。

作るのも楽しかったし、出来上がったものにもそこそこ満足して... 。

でも、たった2枚のカードを作るのにも結構な水を使い、電気を使い...、リサイクルするにもエネルギーや資源をたくさん使う事に改めて気付きました。
確かに印刷用紙でも、いわゆる再生紙のほうがコストが高く、良いとは分かっていてもシビアな予算組みの中ではなかなか使用出来ないのが実情です。古紙を再生させるコストだけでなく、古紙を回収し選別したりと、再生の前段階にかかるコストも相当なものでしょうし。
何年も前になりますが、ある食品メーカーのお弁当パッケージデザインの企画をした時も同じ壁にぶつかった事を思い出しました。
考え始めるときりもなく虚しさを覚える、かなり難しい問題です。

110607

2011.06.01

Rose Roses

イングリッシュローズに少し遅れて、スヴニール・ドゥ・ルイ・アマードというフレンチローズも咲き始め、先程数えたらすでに13個も花と付けています。
とても雰囲気のある、フレンチらしいピンクのバラ「Rose Roses」。
町内を散歩すると、いくつものお宅の庭でいろんな色のバラがきれいに咲いています。バラの当たり年らしいです。

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