前橋「臨江閣」でのデザイン展
前橋臨江閣で、DAG(Design Association in Gunma)の展示会「ぐんまの地酒をデザインする展」を見て来た。
お世話になっている方が作品を出展されており、また会場となっている「臨江閣」も一度足を踏み入れてみたいと思っていたので、妻と二人、今日をとても楽しみにしていた。
別館1階の和室を利用した展示会場では、意匠をこらしたラベルの貼られた緑色の一升瓶が立ち並び、秋の陽と照明の光を受けて独特の雰囲気を作りだしていた。
展示会を見た後はゆっくりと本館、別館と見て回り、懐かしさのような、積み重ねられて来た時間とその時その時を生きて来た人々への畏敬のようなものを感じながら、 ゆったりとした非日常の時間を過す事ができた。
庭園もすばらしので、前橋を訪れる際は是非、臨江閣にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
《臨江閣は、本館と別館の二つに分かれています。本館は明治17年に迎賓館として数寄屋風建築で、また別館は明治43年に前橋で開かれた一府十四県連合共進会の貴賓館として書院風建築を用いて建てられました。両館とも貴重な建物で、本館は県の重要文化財に、別館は市の重要文化財に指定されています。雄大な利根の流れを望む臨江閣は、今も会議や催しなどを通して、人々に親しまれています。》