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2011.03.15

一筋の光

ブログの更新が滞っていた理由は、自分の中で、今回の大震災について、自分の気持ちをどうやっても言葉にする事が出来なかったためです。
しかし、今日になってやっと、言葉にしたい知らせがありました。
東京に住む大切な知人の実家が岩手県の宮古市にあり、そこには年老いたお父様が住んでいる事を以前から聞いていました。
震災直後の情報や映像に触れるにつれ、宮古の人々が直面したであろう状況を想像すると、実家のお父様の事をすぐに訪ねる事もできませんでした。それでも、気になり連絡するとやはり、「全然連絡が取れていない。でも、60年前の津波を経験しているから、少し高い所に家も建てたし、避難してくれているはず」との事。
そして今日、その後の状況を聞くために電話をしたところ、「無事で居る事が確認できました。」との知らせ。
うれしくて少し涙が出ました。本当に良かった。

継続的に不安を感じていると本当に疲れます。
そんな時、「不安な時は連絡していいよ。」と言ってもらえるだけで心が救われます。

出来るだけ普段通りに過ごし、物事に対して冷静に対応していく。
被災している方々のために自分に出来る事... 今は、この気持ちを義援金のかたちで届ける事だと思います。


110315