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2011.01.17

恐るべし、子供。

「はじめてのおつかい」に出てくる子供達。
娘とほぼ同い年の子供達が、葛藤しながらも、しっかりと課題をこなし、観ている大人達を泣かせる様はとても微笑ましい。
「ひらがなが読める○○ちゃんは...」といったナレーションに、「うちの子はまだ読めないぞ!」と、少し焦る親である自分。
でも最近は、寝る前に読み聞かせていた「十二支のはじまり」という絵本をほぼ暗記して、逆に読み聞かせしてくれるようになった。とは言っても文字を追っているのではなく、絵をじーっと見ながら話してくれる。
いつの間に覚えたのか... 大人の自分には無理、というか、歌を聞き覚えるように物語を覚えているのだろうが、語り口にたっぷりと感情を込めながら、ページをめくるタイミングもほぼピッタリなのである。 恐るべし、子供の脳細胞。

このクリスマスに妻の母親が「子供用の包丁」をプレゼントしてくれた。毎回、嬉々として竹輪やチーズ、ハムや白菜を切ってくれている。
女の子、男の子に関わらず「料理」を手伝うのは良いと思う。
例えば、自分の切った野菜が入ったお味噌汁やおかずは喜んで食べる。
食材のかたちや手触りも覚えるだろう。
子供用の包丁だって、扱い方を間違えれば痛い思いをする。
自分たちの体を作っている食べ物に関するさまざまなコトが「感覚」として脳に刷り込まれていく。

110117