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2010.12.27

2009.5.22 "sc journal" 掲載blog 48

おべんとう
昨晩遅くに妻が描いていたスケッチ。
今日は保育園に通う2才の娘の「遠足」の日である。
遠足と言っても、近くにあるだだっ広いファミリーパークに、現地集合でお遊び+お昼を食べて午後1時には解散という、いい意味でゆるーい感じの「遠足」なのである。
実際に、そのくらいの子供達にとっては「素晴らしい景色」とか「エキサイティングなアトラクション」よりも、「ワーッ」と叫びながら安心して走り回れる広場と少しの遊具、そしてなによりも大好きな先生やおかあさん(またはおとうさん)と一緒にお昼が食べられたら満足なのである。 ...と子供を見ていると感じる。
うちの娘は毎日の夕食も「おべんとう箱!」と言って、ごはんとおかずをお気に入りのお弁当箱に詰めて食べるほどの「おべんとう」好き。自然と妻の肩にも少しだけ力が入る。
「明日は5時半に起きるからね、私が寝てたら起こしてちょうだい。」とベッドに入る妻に、「なぜ、毎朝5時半頃になるとワサワサした気持ちで目を覚ましている事を知っているのだろう。」といぶかしがる夫。
同じ園には、見事な「キャラ弁」(主にアニメキャラクター)を作ってくるおかあさんも居て、そんな弁当を見せられると当然子供は大喜びする。昨年の遠足では、妻も「あのおかあさんは凄い。」と心底関心していた。そして...、
今朝起きて妻の描いた「おべんとう」のスケッチを見て思わず笑ってしまった。
「私も子供が喜ぶようなキャラ弁作ってあげたいけど... やっぱりダメ...。」といった心の葛藤が、特に左のおにぎりに表れてしまっているではないか。
当の妻は、タコウインナーが魚に変わったものの、スケッチに描いたイメージに近い仕上りに満足の様子。
ちょうど今頃、二人は嬉々として、他の子のおべんとうもちょっと意識しながら、芝生の上で楽しくランチしているはずである。(うの)

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