2008.10.17 "sc journal" 掲載blog 29
秋の日の...
前回に引き続き「芸術の秋」... というより少し時間があったので、家の中に飾ってあるプリントや絵、写真などの整理・配置換えをした。
リビングと玄関の作品を入れ替えたり、しばらく飾っていなかった作品を引っ張りだしてきたり、陶器類を全て片付けてみたり。
時にパートナーとの意見が合わず「もうこのままでいいじゃん...」などど、なげやりになったりカチンときたり...。
でも、そんな「petit 模様替え」が終わり、二人並んで眺め、なかなかの出来映えに気持ちも一新軽やかに、「よし、じゃあ買い物でも行くか」と食料の買い出しに近くのスーパーまで車を走らせる。 なんて事はない秋の日の出来事。
今回の「petit 模様替え」で一番気に入ったスペースが、玄関から少し入ったところにある小さな一画。
陶器や花器を置いてあったその場所に、料理のレシピ本を置いてみた。厚さ7cmほどある、ズッシリと重たいこの本は、もともとスペインのレシピ本で、人気があって英訳されたもの。だったと思う。(記憶が曖昧...あしからず。)
様々な食材が、スペインらしい大胆な色使いと、紙面からはみ出さんばかりの勢いで描かれている、とても気に入っている一冊。
毎朝 新聞を取りに玄関に下りる時、パラパラとページをめくり、その日の気分で「今日のイラスト」を決めるのが最近の日課。 なんて事はない、秋の日のささやかな楽しみ。(うの)