仕事と暮らし Feed

2011.11.08

花のチカラ

頼りになる花屋さんが居ます。
絵心があって、「美しい」と思う感覚がとても似通っていて、人柄も良い人です。

実は、そんな花屋さんが近くに居ると、仕事の上でもとても助かります。
大切なクライアントの展示会だとか、出店のお祝い等にアレンジメントを作ってもらい贈るのですが、その時々の目的に合わせて、あくまで感覚的に「こんな感じで... 」と伝えると、見事にこちらの想い+アルファのクオリティで仕上がっています。
お店から直接送ってもらう事が多いので、展示会場などの送り先で自分達の贈った花を見る事が多いのですが、たいがいの場合、挨拶よりも先に「いつも素敵なお花をありがとうございます。」と先に声をかけられる事がほとんどです。
この花屋さんのおかげで、どれだけうちの株が上がったかわかりません。

先日、久しぶりにプライベートでブーケを作ってもらいました。
しばらくブーケのまま鑑賞し、その後妻が花器に生けて今も楽しんでいます。

これからは庭の彩度が徐々に落ちて少し寂しくなるので、ますます花屋さんの力が頼りになります。
そうそう、その花屋さんですが、高崎の「ピーカーブー」というお店です。

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2011.10.28

pain au chocolat...

pain au chocolat というと、クロワッサンの生地のパンにチョコレートが入ったもの。
だいぶ前になるが、フランスでは子供のおやつに手作りのものを与えるが、忙しい時は、バゲットを切ったものに板チョコを挟んだシンプルなチョコレートパンを与える...。というような記事を読んだ覚えがある。
最高に美味しい本場もののバゲットに、これまた美味しいフランスの板チョコを挟む。シンプルなのに贅沢。想像するだけで感動すら覚えるおやつなのである。
pain au chocolat がクロワッサン生地のものだとすると、バゲットにチョコを塗ったものは何て言う名前なんだろう。

器、クロスと続いた撮影用素材シリーズ第3弾は「パン」。
チーズ専門店のご主人に聞いた、高崎で美味しいバゲットを買えるお店のひとつ「Pierre(ピエール)」で撮影用のパンを買う。
このお店のすばらしいのは、パンが美味しい事はもちろんのこと、「絵心」があるのである。ひとつひとつのパンがとても美しい。
撮影用のパンを買ったついでに、自分用にと買ったいわゆる pain au chocolat のバゲット版。
表面がパリパリで、しっかりとした噛み応えがあって... シンプルで美味しくて、美しい。

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2011.10.27

リネンのキッチンクロス... を洗う。

気温はさほど高くないものの、風もなくおだやかな秋晴れ。
今週末の撮影で使う予定のリネンのキッチンクロスやらテーブルクロスやらを洗う。

上質のリネンは使えば使う程風合いが増し、手に馴染みます。

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2011.10.22

一人静かに...。

午前中から妻と娘が保育園関係の集まりで出かけている。
今日は朝から雨が降っていて外に出る事も出来ないので、お尻に火が付き始めた仕事のひとつに取りかかる。

iTunesのプレイリストに入っている曲を聞きながら... 今はちょうどChris Botti featuring Yo-Yo Ma “Cinema Paradiso” がかかっていて、アラジンのケトルが音をたてていて... 固定にも携帯にも誰からも電話はかかって来ず(これはいつもの事)、最高に落ち着いて作業に集中できる土曜日。

いいです。たまにはこういう時間も。

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2011.10.20

芋を焼きながら仕事をする。

仕事場が結構冷える。
床がコンクリートのせいもあって、足の裏から足首、すねの少し下くらいまでが冷えて困る。
今何が欲しいか聞かれたら、躊躇無く「フカフカのルームシューズとレッグウォーマー」と応えるだろう。
実際に妻は毛糸のレッグウォーマーを履いており、「いいな〜それ。」と言ったら、「もう一枚靴下履けばいいじゃん。と一蹴された。

コンクリートの床には、いわゆるガス床暖房が設置されているのだが、東日本大震災以来我が家でも節約に対する意識が高まり、出来るだけオンしないぞ!という事になっているので、やっぱり必要だと思う。レッグウォーマー。

底冷えする仕事場で、先日シーズンデビューを果たした「アラジン」に火を入れると、妻が実家で採れたさつまいもをアルミホイルで包んだものを持って来てアラジンの上に置いた。
急ぎのパンフレット製作のための材料を整理していると、ものの数分で香ばしい、さつまいもの焼ける匂いが仕事場に漂い始める。当初は、「あまり仕事場に生活の匂いをさせたくないね。」なんて言ってたのに...。

どんよりとした曇り空と、iTunesラジオから流れるショパンの「雨だれの前奏曲」そして、焼き芋の香り。
お尻に火が付きつつも、あせる事無く、良きクライアントの存在に感謝して... uno associates 秋の一日でした。


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2011.10.14

洋服をリフォームするというコト。

知り合いの方が、“洋服のお直しとハンドメイド代行の仕事”をご自分で始めるという事で、チラシを作るお手伝いをさせていただいた。 しっかりとした技術と行動力で着実に仕事をこなしている様子で、チラシも業務内容を見直しながら数回改版し製作している。

実は私も、数年前に買ったセットアップのパンツを直していただいた。少し丈が短いのが気になって、ワードローブの肥やしになていたものが、今年は春から夏にかけて打ち合わせ時のお気に入りパンツになった。

ちょっとローカルになってしまうが、お直しやハンドメイドの代行を頼みたい方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

BOTANチラシ

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2011.10.05

Aladdin Blue Flame 2011-2012

あまりの寒さに、仕事場のアラジンに今シーズン初めて火を入れた。
まだ10月の上旬なのに... こんなに早いのは初めてなのではないだろうか。

灰色の空から冷たい雨が降っていて、アラジンにほんのりと温められた仕事場でサティのピアノ(3 GYMNOPEDIES)を聞いていると、なぜか軽井沢の情景が浮かんで来る。なんとも言えない郷愁を誘う空気が流れる。
いいんだな、これが。

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2011.09.24

仙台にて

1:00pmからの撮影予定が11:30から始まり、1:00前には終了してしまった。
撮影というと、たいがい予定よりも押してしまう場合が多いのだが、段取りが相当良かったのか、トントン拍子にカットが進み、「終了です。」の声で時計を見ると、元々のスタート時間よりも早くてびっくり。
早々に仙台駅に戻り、ちょっと遅いランチを食べ... クライアントさんは弘前へ向かい、フォトグラファーと私は、せっかく仙台まで来たのだからと、それぞれが街をブラブラしてから帰る事にした。

3連休の中日という事もあるのだろうが、かなりの賑わいと活気にこちらの気持ちも自然とワクワクしてくる。
東北地方の大都会。道を行き交う人たちの表情や街の雰囲気からは、つい半年前の大震災を思い起こさせるような暗さは感じないが、倒壊の危険から住人全てが立ち退いたマンションがあったり、敷地が崩れてしまった学校があったり... もちろん、あれからほぼ毎日続く有感地震に、心から気持ちの休まる時は無いだろう。
撮影会場から駅に帰るタクシーの中では、ドライバーの方が、やはりタクシードライバーであるお兄さんが3月11日にお客さんと二人、津波にタクシーごと数キロ流されながらも、九死に一生を得た話しを熱く語ってくれた。

上越新幹線からの乗り換え駅である大宮から仙台まで、東北新幹線「はやて」で一駅、1時間15分。
途中、郡山や福島を通過する時に窓から見る風景は、道を行き交う車、散歩をする子供連れ、農作業する人たち、前からずーっとそこにあった暮らしと変わらないはずなのに、決定的に、大きく変わってしまった暮らしもまた同時に存在している。
空気の色が変わってしまった訳でもなく、イヤな匂いがする訳でもなく、五感で感じる部分が何も変わっていないだけに、気持ちの持って行きどころが判らなくなってしまうのではないだろうか。

今度は家族で一緒に、ゆっくりと仙台をブラブラしたいと思う。

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2011.09.08

群馬県特産 大島梨

打ち合わせに伺った先でいただきました。
「大島梨の幸水です。甘みが深くて美味しいですから、食べてください。」と。

食べてみたら本当に甘い。それも適度にコクのある、しっかりとした甘さ。
手渡された時に伺った通り... 家系図で言うと、ひいおじいちゃん、もしくはひいひいおじいちゃんあたりに「ラ・フランス」のような洋梨の存在感。

この梨なら、買いに行きたい。
こんな美味しい梨を地元群馬、前橋の農家の方々が、地道に、こだわりを持って作っている。すばらしい。
群馬県特産大島梨、是非お試しあれ。

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2011.09.06

この夏の思い出、5つを選ぶとしたら。

台風12号の影響で連日続いた荒れた天気がやっと終わりました。
今日も風は強く吹いていますが、太陽が出て、まるで夏が戻って来たような... とは言っても、窓の外を見ればトンボが飛んでいて、夕食の頃になると鈴虫の鳴き声が聞こえ... 季節は完全に「秋」移行しています。
今朝は、仕舞い忘れていたビニールプールをきれいに洗って仕舞いました。

ブログに何を書こうかと考えながらパソコンに向かい、この夏の事を少し思い出してみると、結構楽しい事がたくさんあって、今年からは、「自分の一番好きな季節は夏です。」と自信を持って言えそうです。
そこで、この夏の思い出を5つ選ぶとしたら...と題して、リストアップしてみようと思います。(ランキングでありません。)

1. 海水浴
海の日の前日に新潟県の石地海水浴場に行きました。娘の海デビューで、私自身も30年近くぶりに海で泳ぎました。
想像していた以上に楽しくて、気持ち良くて... 結構感動しました。

2. 4年ぶりの外食
子供が生まれてから、それまではレギュラーだった夫婦にとっての「特別な外食」を控えてきました。それは、その場所が大人達の集まる、好きな人にとっては素敵すぎる場所だったからです。でも、オーナーご夫婦の優しい言葉に甘えて、この夏行ってきました。相変わらず、最高の空間でした。

3. 七夕夕食会
2番に書いたオーナーご夫婦を招いて、我が家で夕食を食べました。料理人に料理を出すという禁を犯すわけですが、もともと足元にも及ばないので、逆に開き直って楽しい時間が過ごせます。
今回は、一緒に「群馬いろは」で食材を仕入れ、招待しておきながらキッチンにも立っていただきました。(写真:MAESTROの手仕事)

4. 蓼科のコテージ
蓼科のコテージに1泊しました。キッチンが付いていたので、軽井沢のTSURUYAで食材や飲み物を買い込んで... 。
温泉入ったり、ロープウェーに乗ったり、楽しく観光してきました。 もちろん牧場のソフトクリームも。

5. 山梨学院女子ソフトボール部訪問
仕事の打ち合わせもあり、山梨学院女子ソフトボール部のホームグラウンドのある山梨県甲府市へ行ってきました。
町全体が山梨学院大学の各スポーツ施設で成り立っているほどのスケールの大きさに驚きました。若い女子たちのエネルギーをたっぷりもらって来ました。


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