アナログありき。
今、倉敷のお客様と仕事をさせていただいている。
“テキストデータを送っておきました。”
“掲載の順番はExcelのファイルで送っておきます。”
“広告のデータはイラストレータで...”
“画像データはJPEGでいいですか?”
“確認したいのでPDFにして送ってください。”
すごい時代ですよね。
ここ高崎から倉敷までも十分遠いですが、べつにもっと遠くても、インターネット回線で繋がってさえいれば問題ないのですから。でも、容易に送れるからこそ、送る情報やデータの質にこだわらないといけません。
今回の仕事では、担当の方がしっかりと情報のとりまとめをしていただいているので問題ありませんが、自分の事も含めて、便利になったとしても、変わらない大切な事があるんですよね。
自分達がもっと若かった頃、21世紀になったら、近い将来こんなコトやあんなコトが出来るようになる... と思っていたコトが、ここ1〜2年のうちに次々と実現している。と多くの人が感じているそうです。
その主な理由として、やはりインターネットの普及と、タブレットやスマートフォンの登場が大きいようです。
いいとか悪いとかではなく、そういう時代になってしまったのですからしょうがないのですが、自分の周りを見てみると、自称アナログ人間からいつのまにかデジタル化された人の方が、それらをツールとしてうまく使っているような気がします。
デザインだけでなく、ものづくりにおいては、アナログでの下地がしっかりしていないと、デジタルでの表現もイマイチになってしまうんですね。