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2007年12月21日 (金)

きれいな職場って...

今日は朝から納品に出かけた。S社から製作を依頼されていた「セール用フラッグ」(セール期間中ショップに吊るし、ディスプレイする、フランス製赤耳リネン生地にSOLDES!の文字をスクリーン印刷したもの)をT社に取りに行き、納品したのである。
T社では、フラッグの最終熱処理の為に少し待たされた。最初は事務所のテーブルで塩こんぶ茶をすすりながら、「職場における道徳云々」の小冊子を読んでいたのだが、「清水さん、退屈でしょうからこちらにいらっしゃいませんか」と社長から声をかけられ、事務所2階の工場に行った。(私の場合、事務所で小冊子を読む時間もなかなか好きであり、必ずしも退屈していた訳ではないのだが...)
工場の中には(なつかしい)スクリーンインクのにおいが漂っており(実は学生の時、アートスクールの授業の中ではシルクスクリーンが一番好きだった。大昔の話。)社長を含め職人さんがまさに私が発注したフラッグを熱処理の機械に通しているところであった。でも、私がそこで感じたのは、「良く片付いた、きれいな工場だ」という事。何となく想像はしていたが、発注先を間違えていない事を確認できてうれしかった。実は、これはとても重要な事だ。
私の好きなテレビ番組にスカパーのディスカバリーチャンネルで放送している「アメリカンチョッパー」という番組がある。アメリカではSUPER有名な、まさにヘルスエンジェルスあがりの父親と二人の息子が経営するバイク工場(OCC=オレンジカウンティーチョッパーズ)を舞台にしたドキュメンタリータッチの番組である。彼らが作るカスタムバイクはそれはそれで「すばらしくかっちょいい」ものなのだが、私が好きなのは、オーバーウエイト気味ひげ面マッチョの父親が、そこで働くスタッフ達に常に言っている「きちんと片付けろ!」「工具はちゃんとしまえ!」「常にきれいに保て!」という姿勢である。
確かに映像に映るワークショップは非常に、きれいに片付いている。そしてそんな仕事環境は、そこで作られるカスタムバイクに少なからず「付加価値」を与えていると思う。
ちなみに、私が自動車でお世話になっているクロちゃん(私より4〜5歳若い青年)の仕事場(整備工場付き輸入中古車販売店)も良く片付いていて気持ちがいい。(一度朝行った時に、普段は仕事場に居ない奥さんが掃除をしていた。)私がクロちゃんのところで車を買う理由(この5年くらいの間で3台買っている。履歴:VWゴルフガブリオレクラシックライン、OPELアストラワゴン、クライスラーグランドチェロキー)として、この片付いた仕事環境とそれが物語る仕事への姿勢、人柄が一番大きいかもしれない。 自分も肝に銘じたいと思う。

今日のフイユ。そんなこんだで午前中走り回っていた時に妻が携帯に送ってきてくれた写真。
こんなちょっとした事に癒される日々。


071221

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